新刊『ロバのクサツネ』
2025-07-28 08:40:34

ロバとともに日本を縦断した著者の新刊『ロバのクサツネと歩く日本』発売

著者の高田晃太郎が新刊『ロバのクサツネと歩く日本』を2025年7月28日に出版する。この本は、彼が日本をロバとともに歩いた経験を元に描いており、前作『ロバのスーコと旅をする』に続くものです。 高田はこの旅のために、2023年7月に那須高原で50万円の雄ロバを購入し、その名を「草常(クサツネ)」と名付けました。彼はロバと一緒に関東地域から山陰、九州、四国、北海道まで、日本全国を縦断するという壮大な冒険を繰り広げます。

旅立つ前、彼のTwitterには「ロバのフンで汚れるから、私の家の前は歩かないでほしい」といった反応もありましたが、実際の旅は多くの人が親切に接してくれる、心温まることが多かったそうです。高齢者施設では利用者にロバを見せたくて宿泊を勧められたり、急な豪雨に見舞われた際には空き家の鍵を預かり一時的に泊まらせてもらったりしました。

著者は、こうした経験がクサツネの存在によるものだと考えています。たった一頭のロバがいることで、他者とのつながりが生まれ、認識できた人間の温かさを描いています。ロバはただ周囲の草を食むだけで、他に特別なことは何もしません。しかし、その存在によって旅人は人々に声をかけられ、一緒に食事をしたり、宿泊先を提供してもらったりします。著者はこのような出会いが、読者にも元気や希望を与えるだろうと伝えています。

本書は、「日本はまだ良い国だ」と再認識させてくれる一冊です。ページをめくることによって、私たちの視点が広がり、心温まる感動的な旅の数々を楽しむことができます。この新刊には、著者独自の視点で撮影された写真や、クサツネの旅のルートマップも収められており、豊かな物語が展開されます。さらに、ツイッターではクサツネの旅の様子を動画で公開しており、興味ある方はぜひご覧いただきたいところです。

著者の高田晃太郎は1989年生まれで、北海道大学文学部を卒業後、新聞記者としてのキャリアを築きました。その後、スペインの巡礼に参加したことで自由に旅をすることの楽しさを実感し、さらにはモロッコの遊牧民からロバの扱いを学びました。こうして彼は、世界各地でロバと共に歩く旅を続け、普段の生活の中では味わえない貴重な経験を積み上げてきました。

新刊『ロバのクサツネと歩く日本』は、276頁、税込定価1892円で、河出書房新社から7月28日に発売予定です。著者の前作も含め、この本は、多くの読者に感動や共感、そして新たな視点をもたらしてくれること間違いなしです。これからの旅の様子も含め、著者の公式Twitterも要チェックで、興味のある方はぜひ本書を手に取ることをお勧めします。


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