イヤイヤ期を笑顔で乗り切る絵本『いやいやはるくん』が発売！

イヤイヤ期をユーモラスに描いた絵本『いやいやはるくん』が発売

子育てにおいて欠かせない瞬間、それが子どもたちの「イヤイヤ期」です。この度新しく登場した絵本『いやいやはるくん』（著：よこたあきこ、絵：田中六大）は、そんなイヤイヤ期をユーモアたっぷりに描き出した作品です。

イヤイヤ期とは？

イヤイヤ期とは、一般的に1歳半から2歳頃に始まる言葉や行動の反発のことで、子どもが様々なことに対して「いや！」と拒否する時期です。これは、自我が芽生え、自分の意志を表現し始める大切な成長の証でもあります。この時期の子育ては親にとっては厳しい挑戦ですが、多くの方がこの時期を乗り越え、愛情を深める瞬間でもあるのです。

絵本の内容紹介

本書の主人公は、まさにイヤイヤ期真っ最中のはるくん。『いやいやはるくん』では、はるくんが「ぜんぶいや！」と、様々なことに対して拒否反応を示す様子が描かれています。さらに彼は、かいじゅう、ぺんぎん、だるま、さらにはおさかなやかっぱ、こがめといった多様なキャラクターに大変身してしまいます。それを見たら、不思議と機嫌が変わり、笑顔を取り戻すのです。

この絵本は、ただ単にイヤイヤ期の様子を描くのではなく、ユーモアを交えながら親子で楽しく共有できる内容になっています。巻末には、著者であるよこたあきこ氏からの心温まるメッセージも添えられており、親たちが少しでも心を軽くできるよう配慮がされています。

作者の紹介

本書の作者、よこたあきこさんは、数々の受賞歴を持つ児童文学作家です。代表作には、課題図書に選定された『ライスボールとみそ蔵と』や、協会賞を受賞した『聞かせて、おじいちゃん』などがあり、広範なジャンルで執筆を行っています。絵を手掛ける田中六大さんも、児童書の挿画や絵本での活躍が著しく、彼のイラストは子どもたちからの人気を集めています。