いよいよ始まるウィンブルドンテニス、その熱気と選手の想い
7月8日(火)、テニスの祭典「ウィンブルドン」が開幕し、車いす部門の選手たちがそれぞれの夢に向かって戦いを繰り広げます。この大会において、WOWOWのスペシャルナビゲーターを務める石黒賢が、小田凱人選手と上地結衣選手へのインタビューを行いました。両選手の意気込みや挑戦する姿勢が、多くのテニスファンの心を惹きつけることでしょう。
小田凱人選手の意気込み
小田選手は、昨年のウィンブルドンでの準決勝での敗北をバネにし、今年は勝利を目指す強い決意を示しています。「去年は準決勝での悔しい敗北があったけれど、その反省を活かして今年は勝ちたい」と語ります。芝コートに対する意識についても、「芝だからといって特別な対策を考えるのではなく、自分のテニスを貫きたい」と、普段のプレースタイルを変えないことを重要視しています。彼は、サーブ&ボレーを武器にしており、自信に満ちた表情で大会に挑む姿勢が伝わってきます。
フィジカル面では、「トレーニングを重ねて、自信がついた」とのことで、練習の成果を感じているそうです。SNSでは遊んでいる姿しか公開していないと笑いながらも、「実際にはしっかりと練習を重ねている」と明かしました。コートでは、地元選手のヒュウェット選手との対戦も期待しており、「もっと強くなった自分を見せたい」と意気込んでいます。
上地結衣選手の挑戦
次に登場するのは上地結衣選手です。全豪・全仏を制覇した勢いで臨むウィンブルドンにおいて、彼女は芝コートへのアジャストについて質問されました。「前哨戦としてローハンプトン大会で勝利を収めたので、芝に対する自信はある」と前向きに語っています。芝特有の問題点や、他のサーフェスとの違いについても詳細に語り、車いすテニス特有のトリックに対してしっかりと対策を練っているようです。
今年の目標はウィンブルドンシングルスでの優勝で、「多様なプレーを駆使して、相手に合わせて戦うことが必要」と冷静に分析しています。生涯ゴールデンスラムの夢を追う中、選手たちが独自のスタイルで勝利を収めるための戦略が求められることを強調しました。「自分らしいプレーを貫き、勝ち進みたい」と語る姿からは、強い意志を感じます。
放送情報
「ウィンブルドンテニス」は、6月30日から7月13日までWOWOWで生中継されます。特に車いすテニスの見逃せない試合として、小田選手はコート14で、上地選手はコート15での対戦が楽しみです。これらの試合は、多くのテニスファンにとって見逃せない瞬間となるでしょう。
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