五味太郎の復刊
2025-12-11 11:35:46

五味太郎初期3作品が同時復刊!90周年記念企画情報

五味太郎初期作品、同時復刊の喜び



2026年に創業90周年を迎える株式会社偕成社が、著名な絵本作家・五味太郎の初期の名作を復刊しました。今回は『いちばんはじめに』『ちびすけきらきら』『おめんであそぼうよ』の3点が、実に27~28年ぶりに書店に舞い戻ります。この復刊により、五味太郎の独特な視点や子どもたちへの愛情溢れる作品が、新たな世代の読者に再び届くことになります。

復刊された3作品の魅力



いちばんはじめに


この絵本は「いちばんはじめに」起き出し、外で遊ぶ子どもたちの一日を描いた作品です。五味太郎の前向きなメッセージが詰まっており、子どもたちに元気と愛情を与えています。おそらく、初めて絵本を手に取る子どもたちにとって、特別な一冊になることでしょう。

ちびすけきらきら


続いて、『ちびすけきらきら』では、ちびすけという小さな太陽が主役になっています。大人たちが憂鬱な気持ちを抱える中、ちびすけは精一杯光を放ち、周りの人々に愛される存在となります。子どもたちの純真さと無邪気さが、光り輝く姿に投影されており、日常の中での温かさを教えてくれます。

おめんであそぼうよ


最後に、『おめんであそぼうよ』は、ちょっと不気味さも感じられるユニークな作風です。この絵本では、人の子と鬼の子が「おめんあそび」を楽しむ中で、やがてどちらがどちらか分からなくなっていく様子を描写しています。読後には不思議な感覚が残り、五味太郎らしさを感じることができます。

絵本復刊の背景と展覧会の告知


偕成社は、五味太郎が1973年にデビューして以来、豊かな創造性で多くのファンの心を掴んできたことを賞賛し、今回の復刊を決定しました。復刊プロモーションの一環として、五味太郎展覧会「ON THE TABLE」が、2026年2月まで開催予定です。387タイトルにも及ぶ絵本や海外版が一堂に会するこの展覧会では、来場者が彼の作品に触れられる貴重な機会となります。

入場バッジを1500円で購入すれば、期間中は何度でも入場できるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。五味太郎の絵本世界に浸る絶好のチャンスです。

最後に


今回の復刊が、五味太郎の絵本の魅力を再発見するきっかけとなり、これからの世代の子どもたちにも愛されることを願っています。今後も五味太郎の豊かな創造力から生み出される作品に注目していきたいですね。


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