ロバーツ監督が語る大谷翔平の魅力と子どもたちへのメッセージ

昨季、ロサンゼルス・ドジャースをワールドチャンピオンに導いた名将デーブ・ロバーツ監督が、「ABEMA」独占のインタビュー企画『おはようロバーツ』に登場。特に印象的だったのは、大谷翔平選手が日本の子どもたちから“憧れの存在No.1”として選ばれた際のロバーツ監督の反応でした。

ロバーツ監督は、シカゴに滞在中に行われたインタビューで、「大谷翔平は素晴らしい選手であり、優れたロールモデルだ」と熱く語りました。子どもたちが彼を憧れの存在に挙げるという調査結果に対して、「ワオ！」と目を見開き、驚きを隠せませんでした。彼は続けて、「翔平は謙虚で努力家、周りの人々にも優しく接する姿勢が素晴らしい」と評価し、その影響力の大きさを実感している様子でした。

また、ロバーツ監督は日本の子どもたちに向けてもメッセージを送り、「夢中になれることに全力を尽くしてください。君たちの成功を心から祈っています」とエールを送りました。子どもたちにとって、ロバーツ監督の言葉は希望となることでしょう。

大谷選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手への接し方

特に注目したいポイントは、ロバーツ監督が日本人選手に対するコミュニケーションの大切さを語る場面です。大谷選手には「やる気を起こさせる必要はない。彼は自分のペースでやっているから心配ない」と語り、山本由伸選手には「快適に過ごせているかを尋ねるだけ」と述べ、彼の自信を大事にしていると明かしました。

さらに、佐々木朗希選手に対しては、「彼にとっては初めてのシーズンであり、慎重に接している」と話し、選手を守る姿勢が伺えました。ロバーツ監督は、選手の状況に応じて適切な接し方を選ぶことが、チームの成功につながると考えているようです。特に佐々木選手については、初めての挑戦ゆえに自信を築いていく必要があるとし、「彼には全力でサポートしてあげたい」と語りました。

選手同士のコミュニケーションの改善

ロバーツ監督は、選手間のコミュニケーションを重視しており、ドジャースでは特別な改革を行っています。遠征時には、選手専用とコーチ陣の二つのチャーター機を用意し、「選手たちが一緒にすごす時間が重要だ」と説明しました。このような配慮により、選手同士の絆がより深まることを期待していると明かしました。

視聴者からの質問にも答える

インタビューでは視聴者からの質問にも応じ、注目すべき選手としてフレディ・フリーマン選手とトミー・エドマン選手を挙げ、「毎試合が見どころ」と語りました。また、もし野球の仕事をしていなかったら「リーダーシップのある仕事」に就いていたいとも述べました。ロバーツ監督の人間味あふれる回答に、視聴者からも多くの反響が寄せられました。

5月9日のダイヤモンドバックス戦に向けて

最後に、5月9日から始まるダイヤモンドバックス戦についても触れ、「良いチームと戦うことになる。守備陣、投手陣も優れているので、厳しい試合になるだろう」と真剣な表情で語りました。ロバーツ監督の強い意気込みが感じられます。気になる方は、ABEMAにて無料生中継される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。