LGBTQ+イベント開催
2025-10-10 16:38:27

ファミリーマートとコカ・コーラがLGBTQ+理解促進イベントを開催

知ることから始まる「動く+広める」LGBTQ+イベント



2025年10月15日、ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンが共同で開催するLGBTQ+理解促進イベントが注目を浴びています。国際カミングアウトデーを記念し、約2,600名の参加を見込むこのイベントの裏には、特別な意味があります。両社は「多様性をちからに」をテーマに、LGBTQ+当事者の声を広め、理解を深めることを目指しています。

国際カミングアウトデーの意義



毎年10月11日は、「国際カミングアウトデー」として知られ、セクシュアリティの多様性についての認識を高めることを目的とした日です。人々が自分の性自認や性的指向をオープンに語り合うことは、周囲の理解を促す重要なプロセスであり、誰もが自分らしく生きられる社会の実現につながります。しかし、この日が訪れるたびに、カミングアウトの決断は容易ではないことも認識されています。

企業の垣根を越えた取り組み



ファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンのコラボレーションは、今年で3年目を迎えました。その間、両社は「知る」ことから「動く+広める」ことへとシフトしています。イベントには、認定NPO法人ReBitの藥師実芳氏を招き、当事者たちの意見や体験を元に、講演が行われます。テーマは「カミングアウト」や「SOGIハラ」(性的指向や性自認に関わるハラスメント)といった、私たちが日常の中で向き合うべき問題です。

参加者のアクションプラン



講演後には、両社社員が自身の気づきから考えた「アクションプラン」を発表します。これは参加者一人ひとりが経験を基に、具体的な行動につなげる試みです。毎日のコミュニケーションの中で、そして社会全体でLGBTQ+を支援する動きを生み出すことが最終的なゴールです。このイベントが契機となり、「ALLY」としての意義を再認識し、日常生活で具体的な行動に移すことが期待されています。

企業の理念と取り組み



コカ・コーラ ボトラーズジャパンの代表は、社内の多様性を尊重し、全ての社員が自分らしい働き方ができる環境を目指しています。それに対し、ファミリーマートも「あなたと、コンビに、ファミリーマート」というメッセージのもと、地域社会に密着し、多様な価値観を大切にしています。このような企業理念が、イベントを通じて実際の行動に移ることが、両社の更なる向上につながるでしょう。

最後に



言葉や行動の持つ力を信じることが、私たち一人ひとりに求められています。LGBTQ+への理解を深め、社会の中でインクルーシブな環境を作るために、私たちにできることは何か。その答えは、イベント参加者それぞれのアクションプランから得られることでしょう。共に「動く+広める」を体現し、より良い未来を作る一歩を踏み出すことを期待します。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: コカ・コーラ ファミリーマート LGBTQ+イベント

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。