Nega/squaredが新作「updatE」リリース、AI時代の創造性をテーマにした音楽を探る

Nega/squared、待望の新作「updatE」をリリース

「Nega/squared」は、彼らの代表作＜STORYOFELLA＞シリーズの第4作として「updatE」をリリースしました。これまで「ELLA」「ID」「バイナリー」を経て、さらなる音楽的進化を遂げた新作は、多くのファンにとって期待の一枚です。

「updatE」のテーマ

今作のテーマには、現代社会における人工知能（AI）の進化による創造性の影響が挙げられます。AIが普及する中で、「仕事を奪われる」という懸念は広く語られてきましたが、Nega/squaredは、より深いところに踏み込んでいます。それは、AIが本来人間が持つべき創造性をも奪うのではないかという問いかけです。

昨今、AIの発展が目覚ましく、アートや楽曲、映像制作が格段に容易になりました。プロンプトを用いれば、自分でも簡単に作品を生み出すことができます。しかし、こうしたAIによる作品が氾濫する未来が待っているとしたら、我々の創り出す芸術はどうなるのでしょうか？

Nega/squaredは、人間が手がけた作品が「古いもの」とされる時代が訪れるのではないかと危惧しています。彼らは今回の作品を通じて、AIと人間の関係、さらには「創造性」について深く考えさせられるものを提示しようとしています。

MVの公開

新作のリリースに伴い、YouTubeチャンネルでは21時にミュージックビデオも公開される予定です。音楽のみならず、映像美にもこだわったMVをぜひ楽しんでみてください。

楽曲情報

- リリース日：2024年12月28日（土）
- タイトル：「updatE」
- 作詞・作曲：Nega/squared
- ダウンロード＆ストリーミング：こちら

Nega/squaredについて

Nega/squared（ネガスクエアド）は、近年、音楽の純粋性とアーティスト性が乖離していく様子に着想を得た「超音楽的概念」として、2019年に活動を開始しました。このプロジェクトは、アーティストとしてのビジュアルや背景に捉われることなく、音楽そのものを追求する姿勢が特徴です。

これまでのリリースには、2019年のデビューEP「Nega/squared」、2020年の「Void」、2023年4月の「ELLA」などがあります。未来への展望を感じさせる彼らの音楽は、常に新しい挑戦を続けています。