ぬい活ユーザーの実態と困りごとに関する調査結果が明らかに
近年、ぬいぐるみを持って外出し、観光地やカフェなどで撮影を楽しむ「ぬい活」が、活発に行われています。合同会社Hoshikaruが運営するぬい活アプリ「ぬいまっぷ」では、ぬい活の実態と困りごとを明らかにするため、172名のユーザーにアンケート調査を実施しました。
調査結果の概要
調査の結果、ぬい活を楽しむ人々が感じていること、困りごとの多くが浮かび上がりました。なんと52.4%のユーザーが「周囲の視線が気になる」と回答しています。次いで「写真を上手に撮れない」(40.5%)、「場所ごとのルールが分からない」(39.9%)という意見が取られました。これらはぬい活を楽しむ際に、精神的なストレスやルールの不明確さが影響していることを示唆しています。
調査の意義
近年、ぬいぐるみを通じた文化的活動が広がりを見せていますが、その一方で、場所によっては衛生面や周囲への配慮から懸念が示されていることも事実です。特に調査を実施した際期には、SNS上でぬい活の写真に対する批判もあったため、ユーザーの不安が増大していることが考えられます。
これに対し、本調査はぬい活ユーザーの実態や彼らが抱える困難を知るための重要な足がかりになりました。
調査の背景
調査は「ぬいまっぷ」公式アカウントを通じて募集され、インターネットを介して収集されました。調査期間は2026年5月7日から5月8日まで、172件の回答を得ました。回答者の97.7%がぬい活経験者で、年齢層は30代から50代が中心。性別は女性が多く、東京都からの回答が最も多い結果となっています。
ユーザーの困りごと
ユーザーが最も多く挙げた困りごとは「周囲の視線が気になる」ことでした。このことから、ぬい活ユーザーは「どこでぬいぐるみを見せるのが適切なのか」といった不安を抱えつつ活動している様子がうかがえます。
次いで「写真を上手に撮れない」と答える人が多く、写真映えする場所を探すだけでなく、どう撮影すればいいのかという技術的な悩みも抱えていることが分かりました。
飲食店・宿泊施設に求められていること
ぬい活ユーザーが飲食店や宿泊施設に期待することとしては、「ぬい活OKの表示」が68.9%と最も多く、次いで「ぬいぐるみの撮影スポットの設置」が56.3%という結果が出ました。特別なサービスよりも、まずは安心して楽しめる環境の提供が求められています。
必要な要素
調査から、ぬい活ユーザーが求める社会的要素は以下の3つです:
1. ぬい活OKが伝わること—場所でのぬいぐるみの持ち込みが許されていることを示す表示があるか。
2. ルールの明確化—撮影の許可やテーブル利用、NG行為について事前に知っておくべきことが考慮されているか。
3. 撮影がしやすい環境—特別な設備でなくても、小さな工夫が必要です。
最後に
「ぬいまっぷ」は、ぬい活スポットの情報提供やユーザー同士の交流を促進し、ぬい活の楽しみが広がるよう知識を提供しています。今回の調査結果を受けて、Hoshikaruでは今後もぬい活を行う人々と店舗の間に立ち、そのニーズに応じた情報設計を行っていく方針です。これにより、ぬい活ユーザーや店舗、周囲の人々が共存し、より豊かな体験が生まれることを目指しています。