里山の美しい未来を守る「HARVEST PARK 2025」が開催決定！

美しい未来をつくる「HARVEST PARK 2025」開催決定！

2025年11月3日（祝）に神奈川県の茅ヶ崎里山公園で開催される「HARVEST PARK 2025」。このフリーイベントは、シンガーソングライターのCaravanを主催とし、食・農・音楽をテーマにした地域密着型の夏祭りです。今年で3回目を迎えるこのイベントは、ライブステージやトークセッション、キッチンカー、ワークショップなど、多様なプログラムが満載。特に、地域の自然や文化に興味を持つ人々が一堂に会することを目指しています。

環境問題に向き合う、地域の力で

HARVEST PARKは単なる音楽フェスではありません。その根底に流れる思いは、美しい茅ヶ崎・里山エリアで深刻化している不法投棄問題に対して「光を当てる」ということです。主催者のCaravanと地域の農業団体である「はちいち農園」は、毎月のクリーン活動を実施し、地域の環境保全に積極的に取り組んできました。これらの活動を集約し、年に一度のイベントを通じて多くの人々にその意義を伝えています。

このイベントでは、環境対策として、ライブステージの電力はすべて太陽光で賄い、飲食にはリユース食器を使用。ゴミは会場内に設置せず、来場者には持ち帰りを呼びかけることで、持続可能なイベント運営を実現しています。昨年、2023年のイベントでは来場者数が1万5千人を超えましたが、会場周辺はほとんどゴミがなく、来場者の高いマナーを見せつけてくれました。これに感謝し、引き続きクリーンなイベントを目指していきます。

豪華アーティスト陣と地元の子供たちの共演

「HARVEST PARK 2025」では、メインアクトとしてCaravan、TOSHI-LOW、CHAN-MIKA、小沼ようすけといった名だたるアーティストが参加し、地元の茅ヶ崎市立小出小学校の児童たちもオープニングで歌声を披露します。地域を愛し、音楽を通じて繋がるこのイベントは、世代を超える絆を深める場です。

また、ライブペインティングパフォーマーの近藤康平も登場し、子供たちとのワークショップを通じて共に大きな絵を描きます。この絵は、メインステージに飾られ、参加者全員での共同制作としての思い出を形にします。

知識と意識を広めるトークセッション

トークステージでは、ジャーナリストであり環境問題の専門家である辻井隆行氏が登壇し、気候変動や日々のサステイナブルアクションについてのお話をします。参加者にとっては、普段の生活の中で取り組めるアイデアや意識のきっかけが得られる機会となります。

地元産品やワークショップも充実

70以上の出店が予定されており、地域に根ざしたフードブースやワークショップ、リラクゼーションスペースも充実しています。プラントベースの食材から、子供向けの楽しい体験まで、多様な選択肢が用意されています。

音楽を楽しんだり、食を楽しんだり、美しい自然の中で心地よい時間を過ごすことができる「HARVEST PARK 2025」。イベント開催に先立ち、公式オンラインショップもオープンし、オリジナルグッズの購入やドネーションが可能です。売上はイベント運営費に充てられ、地域に根付いた文化の形成を支える助けとなります。

未来を守るために、10年の継続を目指す

「HARVEST PARK」は、継続することで環境問題やゴミ問題への認識を広め、次世代へとつなげるイベントとして定着を目指しています。未来を担う子供たちが少しずつ意識を変えていく姿を私たちは見守り、さらなるクリーン活動を推進します。

2025年も、のびやかで美しい里山の風景の中で、豊かな時間を共に過ごし、未来に思いを馳せる「HARVEST PARK」をご期待ください。