Nゲージ鉄道模型専門誌『エヌ』最新号が登場!
鉄道とともに過ごした時代を振り返り、深掘りする特集が満載のNゲージ鉄道模型専門誌『エヌ』vol.141が2025年6月20日に発売されます。特集のテーマは「峠に挑む鉄路」となっており、鉄道模型ファンの期待を背負っています。
特集「峠に挑む鉄路」
鉄道はその性質上、鉄のレール上で鉄の車輪が滞りなく進むための工夫が必要です。特に急勾配の峠は設計や運行において大きなチャレンジとなってきました。トンネル技術が発展する以前は、スイッチバックやループ線を駆使して峠を越える方法が一般的でした。これに伴い、登坂性能を向上させた特殊な機関車や電車も数多く開発されました。
峠越えの運行はリアル鉄道にとって難題ですが、模型の世界では非常に魅力的なテーマです。多くの鉄道模型愛好者がスイッチバックのレイアウトを取り入れたり、特別仕様の車両を収集したりしてきました。この特集では、模型視点からの峠越えについて詳しく掘り下げ、魅力を余すところなく紹介します。
第2特集「駅物語」:岡山駅の変遷を紐解く
第2特集は、岡山駅に焦点を当てた「駅物語」です。これは、元々の特集から続くもので、毎回異なる視点で駅の歴史を振り返るものとして、多くの読者に好評を得ています。現在は第4回目となり、今回は1972年から1975年にかけての岡山駅に焦点を当てています。
1972年3月、山陽新幹線が新大阪から岡山まで開通し、岡山駅は西へ向かう交通の要所となりました。その結果、複数の特急列車が設定され、多くの旅行者で賑わうことになったのです。そして1975年には博多まで延伸が果たされ、岡山駅はさらなる変化を迎えます。岡山駅は今もなお、山陰方面や四国方面の交通結節点としての役割を果てています。
本特集では、元時刻表編集長が執筆した記事を通じて、開業前から現在に至るまでの岡山駅の歴史を丁寧に解説しています。
誌面の魅力
特集「峠に挑む鉄路」では、鉄道模型の写真に加え、実物の写真や図を掲載し、内容がより理解しやすくなっています。一方で第2特集「駅物語」では、当時の編成図や発車時刻表といった貴重な資料も充実しており、実際に模型を通じて岡山駅の列車を再現する楽しみも広がります。
さらに、特別付録として「通勤電車ドアステ探見」と「編成の達人」と連動したシールも最終ページに綴じ込まれています。これは読者にとって大変喜ばれる企画で、多くの支持を得ているのです。
書誌情報
- - 誌名: エヌ vol.141 2025 Summer
- - 発売日: 2025年6月20日(金)
- - 仕様: A4変形 / 112ページ
- - 定価: 1650円(本体1500円+税10%)
この機会に是非、『エヌ』を手に取って、鉄道模型の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。興味を持つことで、鉄道という大きな世界がグッと身近に感じられるはずです。