バレエ映画公開
2025-08-20 16:56:06

映画館で楽しむバレエ『眠れる森の美女』8月22日より公開

映画館で体験するバレエの魅力



2023年8月22日(金)から、パリ・オペラ座バレエの名作『眠れる森の美女』が劇場公開されます。この作品は、ルドルフ・ヌレエフ振付による豪華絢爛なバレエで、2025年4月に収録された最新映像が上映されます。映画館ならではの臨場感溢れる映像と高音質な音響で、名作を楽しむ贅沢な機会がお届けされます。

パリ・オペラ座は、350年以上の歴史を誇る世界最高の芸術の殿堂として知られ、多くの名作が初演されています。今年は特に、オペラ『カルメン』、バレエ『眠れる森の美女』、オペラ『蝶々夫人』といった厳選された3演目が、各1週間限定で全国の劇場で公開されます。

特に『眠れる森の美女』は、華やかな舞台美術や、色彩豊かな衣装、大人数のダンサーによる圧巻のパフォーマンスが楽しめます。ブルーエン・バティストーニが演じるオーロラ姫は、昨年エトワールに昇進した美しき新星です。彼女の踊りは気品にあふれ、今回の公演に向けての意気込みを語ってくれました。

映画用撮影の特別な工夫



ブルーエンは、映画用の撮影に向けて、ダンサーたちの表情や動きが間近で観客に届けられるという利点を最大限に活かすための工夫を行ったと言います。近くからの撮影が行われるため、他のダンサーの動きにも常に注意を払い、演技を通して観客にリアルな体験を提供できるよう心がけたとのことです。

演技する際、特に2幕において彼女は、オーロラ姫の抒情的な一面を強調しつつも、その内面を観客が感じられるように配慮したとのこと。「良い表情と幸せな気持ちを保つことが重要だと思った」と述べています。

自らの成長を振り返る



ブルーエンは、2021年にコリフェに昇進して以来、毎年のように階級を上げることができたと振り返ります。その成長過程の中で、役に見合うように準備してきた自身を誇りに感じていると語りました。

彼女のダンスキャリアを振り返ると、特に『白鳥の湖』を主役として踊ったことが、一つの転機になったと強調します。この経験が、仲間たちと共に全幕踊る自信を持てるようになったと語ります。また、過去には踊る機会が少ない時期もあったが、それが基礎を固める時期であり、現在の昇進に繋がっていると考えています。

『眠れる森の美女』での新たな発見



『眠れる森の美女』での舞台を通じて、踊る喜びを再確認したというブルーエン。ストレスを感じることが多い中でも、自由に踊ることの大切さを学んだそうです。「役に求められることと、踊り手として感じる喜びの両立が可能であることを感じました」と述べています。

終わりに



映画館での公開は、ただ舞台を観るだけでなく、作品の奥深さを感じる特別な体験となります。ぜひこの機会に、パリ・オペラ座の芸術を映画館で堪能してください。

公開情報


『眠れる森の美女』は、TOHOシネマズ日本橋を皮切りに全国各地で公開されます。詳細な上映スケジュールや情報は公式サイトで確認できます。観る者を魅了するこの名作を、映画館でぜひご体験ください。


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