不登校・フリースクールに対する保護者の意識調査結果
この度、株式会社講談社が運営する子育てサイト「コクリコ」は、不登校の増加に伴う保護者の懸念を探るべく、170名の保護者を対象にアンケート調査を実施しました。この調査では、現在の不登校児童・生徒の数が35万人を超える現在の状況を反映したデータが得られました。
保護者の危機感
調査結果から明らかになったのは、保護者のほとんどが、不登校が身近な問題として捉えているという点です。約80%の保護者が第一子を毎日学校に通わせているものの、その一方で「わが子も将来不登校になる可能性がある」と考えている人が約83%に達しました。つまり、現状が常に安定しているとは限らないという心理を抱えていることが伺えます。
情報に対する不安
調査のもう一つの注目ポイントは、フリースクールに関する情報の不足です。具体的な希望の施設名があると答えた保護者はわずか9%に留まり、46%は「全く見当がつかない」と答え、さらに39%が「名前を聞いたことがある程度」としました。全体で約86%の保護者が具体的な選択肢を持たない状況が見受けられ、「思考停止」の状態にあることが示唆されています。
フリースクールに求める情報
多くの保護者がフリースクールに関して望む情報は、以下の5つです。
1.
活動・学習内容(84%):どのような活動が行われているのか。
2.
料金(78%):家計への影響があるため、具体的な費用を知りたい。
3.
先生・スタッフの質(70%):子どもに寄り添う人材がいるかどうか。
4.
その後の進路(84%):フリースクールでの学びが将来にどのように繋がるのか。
5.
原籍校での扱い(58%):出席扱いや成績評価についての情報。
フリースクールの新たな位置づけ
「コクリコ」の調査からは、フリースクールが単なる避難的な存在ではなく、子どもたちが自分らしく学ぶためのポジティブな選択肢として進化していることが浮き彫りになりました。不登校を経験した保護者からも、「フリースクールが家族のサポート役として機能している」という意見が寄せられています。
今後の展望
このような実態を受けて、「コクリコ」では、保護者の不安解消のために多様な学びの場についての情報共有を推進していく方針です。子育てや教育に関する知識を深め、より多くの選択肢を提供できるよう努力していく必要があります。
調査概要
- - 調査期間:2023年4月8日~4月12日
- - 調査対象:保護者170名(30代〜40代が中心)
- - 調査機関:講談社「コクリコ」
- - 調査方法:インターネット調査
参考リンク
コクリコ公式サイト
- - 【「コクリコ」フリースクールに関するアンケート記事】
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