岡山大学発ベンチャー、オーディオストックが成長企業ランキング入り
国立大学法人岡山大学が誇る卒業生、西尾周一郎氏が代表取締役社長を務める株式会社オーディオストックが、デロイト トーマツ グループ主催の「Technology Fast 50 2025 Japan」に選ばれました。このランキングは、テクノロジー、メディア、通信(TMT)業界における成長企業を表彰し、特に過去3決算期における売上高成長率に基づいて選ばれます。
2025年で23回目を迎えるこのプログラムからは、全国の企業が応募し、成長率上位50社が選出されます。オーディオストックは、過去3決算期において111.6%の売上成長率を記録し、見事に53社中33位にランクインしました。この成果は、地域においても特別な意味を持ち、中四国地方から選出された企業はオーディオストックが唯一です。さらに、中国地方からの選出は10年以上もなかったため、地域にとっても大きな快挙となります。
株式会社オーディオストックは、西尾氏が岡山大学在学中に立ち上げた企業で、現在は世界的に有名なロイヤリティフリー・ストックミュージックサービス「Audiostock」を展開しています。サービスでは、100万点以上の音源が提供されており、映像制作や広告、ゲームなど、さまざまなコンテンツ制作に対応します。権利処理の面でも安心して利用でき、クリエイターに対して適切な収益還元を行うことで、持続可能な音楽制作環境を支援している点が高く評価されています。
また、西尾氏は在学生に向けて、自らの経験をもとに「岡山大学在学中に会社を立ち上げてから、数多くの苦難を乗り越えてきた。しかし、一歩一歩進んだ結果、今の形になりました。皆さんの未来を信じて、全力で応援しています」と力強いメッセージを送っています。この言葉は、未来の起業家たちにとって大きな励ましとなるでしょう。
岡山大学側も、オーディオストックのさらなる取り組みや発展に高い期待を寄せています。今後も岡山大学は地域の中核及び特色ある研究大学としての役割を果たし、西尾氏を含むベンチャー企業の成長を見守っていくことを約束しています。
これは岡山大学と社会、そして未来を結ぶ重要な一歩であり、地域経済への波及効果も期待されます。オーディオストックの挑戦を通じて、岡山大学の存在意義がますます高まっていくことでしょう。特にクリエイティブな仕事を目指す学生たちにとって、岡山大学の理念と挑戦から多くのインスピレーションを得ることができるでしょう。腰を据えた取り組みが、全国に、ひいては世界に波及する日を心待ちにしています。
岡山大学とオーディオストックには、未来に向けた無限の可能性が広がっています。