新体験！映画館で眠る『寝る映画』がついに上映開始

2025年10月17日（金）、映画『寝る映画』（英題：Sleep Cinema）が全国順次公開となります。制作を手掛けた株式会社日本TOYOが誇るこの作品は、映画を「眠りながら鑑賞する」という革新性を兼ね備えた、世界初の没入型映画として注目を集めています。

新たな映画体験の創出

本作は、従来の映画観賞に対する概念を根本から変えることを目指し、映画館という空間を「眠るためのアート体験空間」として再設計しました。「睡眠 × シネマ」という新しいコンセプトは、深夜や平日昼間の映画館の低稼働時間帯に新たな用途を与えています。

映画館での鑑賞は映画だけではなく、観客が心地よい空間で眠ることが趣旨。それを実現するため、静穏性や包まれた音響環境を整え、非日常的な没入体験を提供しています。睡眠そのものを一つのエンターテインメントとして昇華させるこのプロジェクトは、今後、都市型ウェルネス文化へと発展することを目指しています。

日本TOYOの挑戦

日本TOYOは、「眠る」という行為を単なる行動としてではなく、創造的で自由な体験として再定義するプロジェクトを進めています。この取り組みは、国内からスリープ・シネマ文化を世界へ発信することを目的とし、AI技術と感覚体験が融合する新たな映像表現を探求しています。リラクゼーション、アート、テクノロジーが交差する新しいエンターテインメントの創出に力を入れています。

国際映画祭の高評価

映画『寝る映画』の独自性は、国外でも高い評価を得ています。モスクワ国際手話映画祭、モナコ国際映画祭、シネスタジア映画祭などで、賞を受賞・招待されるなど、国際的な注目を浴びています。特に、モナコ国際映画祭ではAI役を演じた忍足亜希子が助演女優賞を受賞し、作品の質と独創性が証明されました。

作品の基本情報

映画『寝る映画』の監督は曽根剛で、主演は團遥香と皆川暢二。映画の主題歌には杏里の「ONE - 愛はふたりの言葉だから -」が起用され、視覚だけでなく聴覚からも観客を包み込む構成となっています。シンプルながら特別な80分間が体験できるこの作品は、期待感を膨らませています。

この新しい試みに、映画館での観賞体験を超えた新しい文化が育つことが期待されます。ぜひ、全国の映画館で『寝る映画』をご体験ください。