冨永愛が挑む江戸風鈴の技術
毎週水曜日の夜10時、BS日テレで放送されている番組「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」。7月23日の放送では「江戸・東京の夏を彩ってきた伝統工芸」がテーマとして取り上げられました。特に注目されたのは、冨永愛が江戸風鈴の製作に挑戦する姿です。
江戸風鈴は、創業100年以上を誇る「篠原風鈴本舗」で作られています。ここで用いられる「宙吹き」という技法によって、型を使わずに息を吹き込みながらガラスを膨らませます。この技法が生み出すのは、涼しげで澄んだ音色。冨永はこの技術に挑みましたが、過去最高の難易度と語るほどの苦戦ぶりを見せました。職人の技の奥深さを実感し、その魅力を伝えたいという熱意にあふれた様子が印象的でした。
伝統工芸の職人と特別対談
その放送中には、江戸風鈴に限らず、注染や草履、太鼓などを作る匠たちとの特別対談も行われます。夏の涼を届ける職人たちが一堂に会するこの企画では、彼らの技術だけでなく、職人としての苦労や喜びについても語られました。
職人の声
1.
丸久商店 斉藤美紗子さん (
明治時代に誕生した染色技法「注染」を守り続け、手拭いや浴衣を製作。
2.
四谷三栄 伊藤実さん
赤坂の芸者や日本舞踊の師匠に愛されてきた伝統の草履製造を行っている。
3.
宮本卯之助商店 宮本芳彦さん
文久元年から続く太鼓や神輿作りの技術を守り、伝統芸能や祭りを支えている。
4.
篠原風鈴本舗 篠原惠美さん
100年以上の歴史を持つ江戸風鈴の制作技術を継承している。
各職人の言葉からは、伝統を受け継ぐ者としての誇りと、未来を担う後継者たちへの思いが伝わってきました。
視聴者参加型キャンペーン
さらに、番組では視聴者を対象としたプレゼントキャンペーンも開催されます。冨永愛が選んだ江戸風鈴を5名にプレゼント!応募の際には、放送中に発表されるキーワードが必要です。詳細は、7月23日(水)午後7時に番組公式サイトで確認できます。
番組概要
「冨永愛の伝統to未来」は、冨永愛が各地の伝統文化を紹介する内容。先人たちの技術を未来へと繋ぐ役割を果たし、続くべき文化の現状や抱える問題についても考えています。
放送情報
- - 番組名: 冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~
- - 放送日時: 毎週水曜日よる10時
- - 放送局: BS日テレ
- - 出演者: 冨永愛
公式サイトやSNSでの情報発信も活発で、視聴者と繋がる機会を大切にしています。年度を通して伝統文化の魅力を伝え続ける今番組、ぜひご覧ください。