住野よるの名作小説『か「」く「」し「」ご「」と「』が実写映画化決定！

住野よるの青春小説『か「」く「」し「」ご「」と「』が映画化

住野よるの大人気青春小説『か「」く「」し「」ご「」と「』が実写映画として登場することが発表されました。本作は新潮文庫より出版され、全国公開は5月30日（金）を予定しています。まだ映画は未完成の段階ですが、原作者の住野よる氏は期待の大きさを表明しており、コロナ禍を経て約6年の歳月をかけてこの企画に取り組んだそうです。

主演陣と制作陣

映画の主演には、若手俳優の奥平大兼と出口夏希が決定しており、その他にもAぇ! groupの佐野晶哉、菊池日菜子、早瀬憩といった実力派俳優が出演します。監督・脚本を担当するのは、中川駿氏が務めます。住野氏は、自身の作品が映画になり、共に作り上げてきた監督やキャスト、スタッフたちへの感謝の意を述べており、「今が最高の時になるよう、できる限りの努力をした」と明かしています。

作品の背景

『か「」く「」し「」ご「」と「』は2017年に発売され、累計で64万部を超える売り上げを記録した大ヒット作です。特に中高生からの支持が厚く、毎年新潮社主催のエッセイコンクールでは本作に関する作品が数多く寄せられています。登場人物たちの秘密や葛藤を描くこの物語は、彼らの成長と愛情を鮮やかに描き出しています。

書籍や映画化に合わせた企画も

映画化に伴い、新潮文庫では原作の重版が決定し、魅力的な特別帯が付けられた文庫本が全国の書店で販売されます。この映画特別帯には、主演キャストの奥平大兼や出口夏希、そしてサブキャストらの写真が掲載される予定で、ファンにとっては必見のアイテムとなるでしょう。

住野よるについて

住野よるは、高校時代から小説を執筆し始め、2015年に出版した『君の膵臓をたべたい』でその名を広めました。本作も含め、彼の作品は共感を呼ぶテーマと鮮やかなキャラクター描写で多くの読者に支持されています。2023年には第72回小学館児童出版文化賞を受賞するなど、作家としての地位を確立しています。

『か「」く「」し「」ご「」と「』は、みんなに隠している特別な力を持つクラスメイトたちの心の葛藤や成長を描いた、眩しくも切ない青春物語です。この映画化によって、新たな形で多くの人々に届けられることでしょう。5月30日の公開が待ちきれません！