本田圭佑発起の4v4 JAPAN CUP 2025、ABEMAでの生中継決定

本田圭佑が発起人の『4v4 JAPAN CUP 2025』が切り開く新たなサッカーの形

新型コロナウイルスの影響で変化を余儀なくされたスポーツ界、さらにはその中でもサッカー界が新たな領域を切り開きつつあります。本田圭佑氏が発起人となった『4v4 JAPAN CUP 2025』は、未来のサッカーのかたちを示す大会として注目を集めています。この大会では、育成年代の選手たちが4対4の少人数制で戦い、そのスピード感や個々の判断力が試されます。特に、監督やコーチがいない中で選手自身が考え、行動するという新しいスタイルが特徴です。

ABEMAの生中継で迫力のプレーを

この大会は新しいテレビ「ABEMA」により生中継されます。解説には元日本代表の安田理大氏が、実況にはテレビ朝日アナウンサーの寺川俊平氏が担当します。安田氏はこの形式について「誰か1人がサボればチームが崩れ、1対1で負ければ即ピンチになる競技」と説明し、全員の意識がプレーに影響を及ぼす点を強調しました。

さらに、安田氏はこの4v4の形式が、選手たちに必要な判断スピードや対人戦術を身につけるために非常に有効であると語っています。「全員がプレーに関与することで、個々の判断力がチームの成長に直結する」とも述べており、この点が育成年代にとって大きな価値があるとしています。

寺川氏も自らのサッカー経験を生かし、熱量ある実況で視聴者に大会の臨場感を伝える予定です。彼は「4v4ならではの瞬間瞬間の攻防を丁寧にお伝えしたい」と意気込んでおり、視聴者にとっても特別な体験が待っています。

自由な創造性が生む新たなスター

この大会は、選手たちに自由な創造性を与えるとともに、彼らが直面するプレッシャーを克服する力を養う場となります。限られた人数でのプレーは、必然的に各選手の責任感を強化します。さらに、試合が進むにつれて、どのように判断を下し、次のプレーに活かすかが重要になってきます。これにより、試合を決める選手が日本から生まれることが期待されます。