消えたターミナル
2025-07-16 11:54:08

歴史の中に眠る鉄道ターミナルを訪ねる新刊『消えたターミナル』

鉄道の歴史を巡る旅が始まる



2025年7月16日、イカロス出版からの新刊『鉄道“消えたターミナル”を歩く』が発行されます。この本は、著者の鼠入昌史氏が手掛けたもので、過去に存在したが今は廃止されたターミナル駅について深く掘り下げています。鉄道ファンや歴史を愛する人々にとって、この一冊はまさに貴重な資料となるでしょう。

ターミナル駅の変遷



ターミナル駅は、通常旅路のスタート地点であり多くの人が集まる場所です。しかし、時代の流れとともに交通の変化や都市の発展により、かつての賑わいが消えた駅も少なくありません。現在、消えてしまったターミナルはどのような場所になっているのでしょう?どんな歴史があり、なぜその存在が失われたのかを本書では探ります。

書籍の内容



本書では、元々活気があった鉄道ターミナルがどのように変化してきたのかを、具体的な駅の事例を通じて紹介しています。以下の駅が取り上げられています:
  • - 汐留駅:設立早々に貨物輸送専業に移行したターミナルの歴史。
  • - 万世橋駅:東京の繁華街の中心に位置し、繁忙を極めた駅の衰退の軌跡。
  • - 片町駅:京橋駅の影に隠れた浪速の夢、存在の知られざる物語。
  • - 梅田貨物駅:再開発の進行中に彩られた駅の未来。
  • - 夕張駅:かつての炭鉱の中心地として栄えた駅の過去。
  • - 堀川駅:瀬戸焼を全国に広めた駅の役割。
  • - 鹿屋駅:沖縄以外で人口が最も多い“鉄道無き町”の駅。

各ターミナルの背景には、時間と共に失われた人々の思い出が詰まっており、駅ごとのケーススタディを通じて、その歴史を紐解きます。

誰にお勧めか



本書は、鉄道に興味がある方はもちろんのこと、歴史や街の成り立ちに興味を持つ方々にも広く楽しんでもらえる内容です。また、街歩きや地理に関心を寄せる読者にとっては、新たな発見があることでしょう。この本を通じて、過去の駅が持つストーリーや情景を想像しながら旅を楽しんでみてください。

著者プロフィール



著者の鼠入昌史氏は、1981年に東京都で生まれ、鉄道や歴史に関する記事を幅広く執筆しています。文春オンラインや東洋経済オンラインなどの媒体で活躍し、複数の著書も持つ実力派ライターです。彼の手による本書は、その豊富な知識と経験をもとに成り立っています。

書誌情報



  • - 書名:鉄道“消えたターミナル”を歩く
  • - 著者:鼠入昌史
  • - 発売日:2025年7月16日(水)
  • - 仕様:A5判 / 192ページ
  • - 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • - ISBN:978-4-8022-1634-0

本書を通じて、消えたターミナルの物語を一緒に旅してみませんか?廃駅の背景や思い出に触れることで、鉄道の新たな魅力を感じられることでしょう。


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