お別れに向き合おう
2025-06-12 15:04:48

大切な人との別れに向き合うための新たな書籍が登場!

2025年6月13日(金)、株式会社主婦の友社より在宅医療のパイオニアである永井康徳医師の新著『後悔しないお別れのために33の大切なこと』が刊行されます。本書は、これまで3000人のお看取りを行ってきた永井医師が、命と死にまつわる深い洞察を一般の読者に向けてわかりやすく伝えるために書かれたものです。

愛媛県松山市のたんぽぽクリニックを運営し、25年間にわたり在宅医療に取り組んできた永井医師。彼の著書は、医療者だけでなく、死に直面している方々やその家族にも寄り添い、最後の瞬間をどう迎えるかを考える手がかりとなることでしょう。

「命は限られたものであり、その素晴らしさを知ってほしい」と語る永井医師。彼は、すべての人が在宅療養を選択できることや、自分らしい最期を迎える権利があることを知ってもらいたいと考えています。本書には、以下のようなトピックスが収められています。

  • - 誰もが避けてきた「命」と「死」に真剣に向き合うことの重要性
  • - 永井医師が経験から導き出した、お看取りの現実
  • - 在宅療養の選択肢を持つことの意味
  • - 最後の瞬間に「しあわせだった」と思える別れのために、心に留めておくべき33のこと
  • - 患者さんやその家族の貴重なエピソードが豊富に紹介され、実際のやり取りや想いも伝えています。

本書は、死に対する考え方がどのように人々を変えるかを示す一冊であり、我々の日常をより大切に生きるきっかけを与えてくれます。永井医師は、自らの家族や自身の体験を通じて、死を迎えるための心の準備や、どういう過ごし方が大切であるかを考え直す機会を提供してくれるのです。

また、「死に目に立ち会えないことは不幸ではない」といった考え方も記されています。患者が享受した安らぎと穏やかな旅立ちが、何よりも大切なのだと語る中で、多くの読者がホッとした感情を抱くことでしょう。

著者の永井康徳医師は、医療法人ゆうの森のたんぽぽクリニックでの活動を通じて、医療現場からの新しい提案を行っています。在宅医療を通じて、患者さんだけでなくその家族との絆を深め、最期の時間を共に過ごすことの意義を重視しています。また、彼の著書には患者から学んださまざまなエピソードや、彼が実践してきた在宅医療の重要性も描かれており、非常に貴重なリソースとなっています。

興味深いことに、永井医師は「ねこマンガ」にも取り組んでおり、彼の医療への姿勢と愛情を表現した作品が多くの人々に愛されています。特に、『在宅医たんぽぽ先生物語さいごはおうちで』は愛媛出版文化賞を受賞し、広く評判を呼んでいます。

新しい著書『後悔しないお別れのために33の大切なこと』により、命や死に対する理解が深まり、「さいごはおうちで」といった選択肢が多くの人々に普及していくことを期待しています。これからの時代、私たち一人一人がどう生き、どう別れるのか、その優しさと思いやりの心を持つことがより一層求められることでしょう。


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