映画祭トークイベント
2025-11-05 13:30:25

第38回東京国際映画祭で開催された特別トークイベントの模様

映画祭での特別トークイベント



2023年11月2日(日)、第38回東京国際映画祭にて、特別トークイベント「ウーマン・イン・モーション」がTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催され、多くの映画関係者が集まりました。このイベントは、女性のキャスティング・ディレクターたちの活動を顕彰し、映画業界における女性の役割の変化について議論する場となりました。

トークイベント概要



イベントは、映画監督の是枝裕和によるオープニングスピーチから始まりました。彼は、映画制作の現場で女性の意見が不可欠であることを強調し、これからの映画界における変革への意欲を語りました。続いて、高畑充希、中島健人、デブラ・ゼイン(キャスティング・ディレクター)、福間美由紀(プロデューサー)が登壇し、自身の経験を通じてキャスティングの重要性や女性の役割についてディスカッションしました。

高畑は、プライベートとキャリアの両立について言及し、子育てを通じて新たな挑戦に直面することに対する期待感を示しました。また、中島も映像業界における女性の進化について触れ、「インティマシー・コーディネーター」という新たな職種の誕生や、子育てを支援する環境づくりの大切さについて発言しました。

参加者の反響



デブラ・ゼインは、映画におけるキャスティングのプロセスや、監督との意見の相違に関するエピソードを交えながら、キャスティング・ディレクターとしての仕事の重要性を語りました。その中で、彼女は「キャスティングが作品に与える影響は非常に大きい」と強調し、自己の経験を話すことで参加者たちの好奇心を引き出しました。

さらに、福間美由紀は自身のプロデューサーとしての視点から、日本における女性の映画制作における役割の変化を語り、新たな視点で作品が生まれることへの期待を示しました。参加者たちは、様々なバックグラウンドを持つ彼らの意見に耳を傾け、とても有意義な時間を過ごしました。

10周年ディナーの開催



同日夜には、ケリング「ウーマン・イン・モーション」プログラムの創設10周年を祝うディナーも開催され、多くの映画関係者が集まりました。ここでは、世代を超えた交流が行われ、業界内の新たなネットワークも形成されました。

未来への期待



このイベントを通じて、出演者らは映画業界における女性の役割がかつてないほど重要性を増していると感じており、今後の活躍に期待を寄せていました。これからの映画制作において、女性の視点や経験が一層反映されることを願っています。

今回のトークイベントは、多くの人々が集まり、有意義な意見交換が行われた貴重な機会であり、次代の映画制作へ向けた期待が高まりました。来年には、アカデミー賞®で新たに創設される「キャスティング賞」も控えており、今後の女性たちの躍進にさらなる光が当たることを願っています。


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