水の江滝子の華麗なる作品群がブルーレイ・DVDで全解禁！

水の江滝子デビュー70周年を祝う特別企画

日本の映画界に大きな影響を与えた水の江滝子の誕生70周年を記念し、その全作品がブルーレイ・DVDとして発売されることが決定しました。この特別なプロジェクトは、2025年4月からスタートし、彼女の多彩な業績を再評価する絶好の機会です。水の江滝子は、文芸、アクション、ミュージカルなど、多様なジャンルで数々の名作を生み出してきました。

多彩な名作を一挙にご紹介

今回解禁される作品のラインナップには、石原裕次郎の初主演作であり、ヌーベルバーグ運動に影響を与えた『狂った果実』、赤木圭一郎主演による日活ムードアクションの代表作『霧笛が俺を呼んでいる』、さらには日本初のロードムービー『憎いあンちくしょう』が含まれています。また、加賀まりこの主演による『月曜日のユカ』、芦川いづみのベスト映画『硝子のジョニー野獣のように見えて』など、名作が目白押しです。

これらの作品たちは、各時代の文化や価値観を鮮やかに映し出し、観客に深い感動を与えることでしょう。

戦争を超えて時代を築いたカリスマプロデューサー

戦前には国民的女優として知られ、戦後はカリスマプロデューサーとして映画界を席巻した水の江滝子。その存在は、歌舞伎界やレビュー界にも大きな影響を与えてきました。2025年3月には、凰稀かなめ主演のミュージカル「TARKIE～伝説の女たち～」が上演され、こちらでも彼女の戦前から戦後にかけての活躍が描かれます。

特に注目したいのは、2025年6月29日から始まる「日活映画黄金時代水の江滝子レボリューション！」という特集上映です。この上映会では、水の江滝子が手掛けた36作品が約2ヶ月にわたり一堂に上映され、昭和レトロブームの中で再評価されることでしょう。彼女は「昭和芸能界のカリスマ」として、その注目度がますます高まっています。

名作の詳細情報も続々登場

例えば、石原裕次郎と北原三枝が共演した『俺は待ってるぜ』は、歌と恋、アクションを交えた傑作サスペンスドラマ。物語は、過去に喧嘩で人を殺して引退したボクサーが、歌手と出会い彼女との恋愛模様が描かれます。また、戦中から戦後にかけての痛快無類のアクションドラマ『錆びたナイフ』や、青春の交歓を描いた『空の下遠い夢』など、時代を反映した様々な作品が目白押しです。さらに、映像特典として予告編やギャラリーが収録され、特製アウターケースやピクチャーディスクなども楽しめます。

このように、各作品はそれぞれの特徴と魅力を持ち合わせ、時代を超えた感動を届けてくれることでしょう。水の江滝子の特集上映と合わせて、彼女の作品から目が離せません。

彼女の多彩な業績を、ぜひとも皆さんの目で直接見て、感じてみてください。これまでの作品と新たに登場する作品が、あなたの心に何かを残すこと間違いありません。