海宝直人のトーク
2025-05-31 16:16:23

海宝直人が語る! モーツァルト《フィガロの結婚》を特別上映したトークイベントの模様

海宝直人が語る《フィガロの結婚》の魅力



6月5日まで全国の映画館で上映されているモーツァルトの名作《フィガロの結婚》。この作品は笑いと涙を交えながら展開される喜劇オペラで、特に廻り舞台を活用した壮大な演出が特徴です。2024-25シーズンの一環として、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の最新公演を大画面で楽しむため、5月31日に東劇で「METライブビューイング」スペシャルトークイベントが開催されました。このイベントには、多彩な舞台で活躍する俳優海宝直人さんが登壇し、彼自身の体験や意見を交えた魅力的なトークが展開されました。

海宝さんは『ライオンキング』や『レ・ミゼラブル』など、数多くの名作舞台に出演しており、その豊かな経験を踏まえて《フィガロの結婚》の作品性を深く語りました。彼は実際にニューヨークのメトに訪れたことがあり、その際に体験した演出家ジュリー・テイモア演出の《魔笛》について、「熱量も高く活気がある雰囲気で、パペットを使った演出も楽しめた」と述べ、非常に感銘を受けたことを思い出として語りました。

トークイベントでは、音楽劇『ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~』でのダ・ポンテ役についても触れ、彼が「非常にツイていない人生を送りながらもイタリアやオペラに対する熱意を持った愛すべき人物」だと感じたことを熱心に話しました。

海宝さんは《フィガロの結婚》の中で特に印象に残ったシーンについても語りました。彼が挙げたのは、登場人物が廻り舞台の中で、ファンタスティックな演出のもとに紹介されるオープニングのシーン。舞台装置の回転によって引き込まれる様子がとても印象的だったと語り、「このような演出がオペラにおけるダイナミックさを際立たせている」と評価しました。

また、伯爵夫人役を演じたフェデリカ・ロンバルディの歌唱については、「天井から降ってくるような素晴らしい声で、家でも真似しようとしました(笑)」と、その歌声の魅力に感動した様子。また、「オペラの演者たちは、音を出し続けることが求められるため、迫力満点のパフォーマンスが必要」と語り、オペラの生の魅力を強調しました。

METライブビューイングの特長についても話が及び、「観客は演者の細かな表情や仕草を近くで観ることができるので、非常に魅力的だ」と語り、幕間のインタビューや舞台転換を見ることができる点も、ライブビューイングならではの魅力だと述べました。

トークイベントの最後にはフォトセッションも行われ、会場のファンに笑顔で手を振りながら多くの人々との交流を楽しんでいました。海宝直人さんのトークから《フィガロの結婚》への愛情が伝わってきて、参加者全員が特別な時間を共有したことに間違いありませんでした。

《フィガロの結婚》の情報


  • - 上映期間: 5月30日(金)~6月5日(木) ※東劇のみ6/12(木)まで
  • - 上映館: 東劇、新宿ピカデリーなど全国21館
  • - 指揮: ヨアナ・マルヴィッツ、演出: リチャード・エア
  • - 出演: マイケル・スムエル、フェデリカ・ロンバルディ、オルガ・クルチンスカなど
  • - 上演日: 2025年4月26日 予定

詳細は公式サイトをチェックしてみてください: MET公式サイト


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