新しい祝い花サービス「BLONIA」が始動
株式会社NexToneが発表したリユース型祝い花サービス「BLONIA」が、2025年5月1日に正式に提供開始される。このサービスは、コンサートやイベントのために贈られる祝い花の新たなスタンダードを目指しており、花の廃棄という問題に取り組むものだ。
サステナブルを追求する「BLONIA」
イベントやコンサートで贈られる祝い花は、多くの場合、イベント終了後に無駄に廃棄されてしまう。NexToneはこの現状を鑑み、リユース型の新しい祝い花「BLONIA」を展開することを決定した。このサービスでは、再利用可能な華やかなスタンドを用いてフラワーロスを削減し、環境に配慮した選択肢を提供する。
特に注目すべきは、「BLONIA」のスタンドに使用されるテキスタイルデザインが、プロのクリエイターである梶原加奈子氏により創作されている点だ。彼女は、ファッションやテキスタイルデザインの豊富な経験を持ち、「BLONIA」のクリエイティブディレクションを手掛けている。
商品ラインナップと特徴
「BLONIA」の商品は、税込24,000円と35,000円の2種類が用意されており、高さは約180cmで、配送可能エリアも東京や神奈川など広範囲に渡る。商品価格の10%は受取側が選んだ寄付先に還元される仕組みを採用し、社会貢献につながる新しい祝い花体験を提供する。
このサービスの魅力は、金銭的な支援だけでなく、環境への配慮や美しいデザインにも重点を置いている点にある。コンサートやイベントの華やかな雰囲気を創り出しつつ、無駄をなくす工夫が施されている。
利用の流れ
「BLONIA」の利用は非常にシンプルで、公式サイトからの注文後、指定した場所で設置される。設置完了後には写真が送付され、会期後にはスタンドが無料で回収される。受取側は納品書に記載されたQRコードを通じて寄付先を選ぶことができるため、祝いの気持ちを社会へ還元することができる仕組みだ。
実際に「BLONIA」を受け取った方々からは、華やかさやインパクトが素晴らしいとの声も寄せられており、会場の雰囲気を豪華にするだけでなく、清掃の手間を軽減するなど多くの利点が存在する。
クリエイティブディレクターの梶原加奈子について
「BLONIA」のデザインを手掛ける梶原加奈子氏は、多摩美術大学を卒業後、著名なファッションブランドでの経験を積んだ後、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士課程を修了。彼女は視覚的な美しさを追求するばかりでなく、サステナビリティにも力を入れている。
まとめ
株式会社NexToneが提供する「BLONIA」は、祝い花の新しい形を提案しており、サステナブルな社会に向けた一歩を踏み出している。花を贈ることがただの慣習でなく、より良い未来のための選択肢となることを目指すこのサービスは、これからの祝い花のスタンダードとなることが期待される。詳しい情報は、公式サイト【https://blonia.jp】およびプロモーション映像【https://www.youtube.com/watch?v=yB2YQqPGtpw】から確認できる。
今後の展開にも期待が高まる「BLONIA」から目が離せない。