バレエアンサンブルガラ2025・東京公演が待ち遠しい!
2025年8月8日(金)に行われる「バレエアンサンブルガラ2025・東京公演」に、ポーランド州立ポズナン歌劇場から二名のダンサーが登場します。その名も、葛西ひかるさんとMassimiliano Romanoさん。二人は共にこの名門バレエ団のコールドバレエで活躍しており、今公演でのパフォーマンスが非常に楽しみです。
コールドバレエとは?
コールドバレエ、またはコール・ド・バレエとは、バレエ作品内で群舞を担当するダンサーたちの集まりを指します。フランス語で「バレエ団の身体」を意味し、作品の世界観を支える重要な役割を果たしています。この重要なポジションを担う彼らの踊りは、視覚的な美しさとともに、作品全体の構成にも寄与します。
葛西ひかるさんのプロフィール
葛西ひかるさんは、9歳からクラシックバレエを始め、2012年には佐々木三夏氏に師事。その後、東京都立総合芸術高等学校の舞台表現科バレエコースを卒業。ミュンヘンのババリアバレエアカデミーに留学し、2019年にはメンロウバレエ団で「くるみ割り人形」のコールドとスペインの踊りのソリストを務めました。
2020年にはトレイニーとしてバルセロナバレエに入団し、その後コールドバレエに昇格。2023年にはポーランド州立ポズナン歌劇場バレエ団に移籍し、ドン・キホーテのキトリの友人役を担っている注目のダンサーです。
葛西さんは、2023年のアンサンブルガラには「眠れる森の美女より猫」を披露し、2024年には「レ・シルフィード」を踊る姿も見ることができました。彼女の爽やかで愛らしいキャラクターと技術は、観客を魅了することでしょう。
Massimiliano Romanoさんのプロフィール
一方、Massimiliano Romanoさんは、10歳からキャラクターダンスを始め、15歳からクラシックバレエに転向しました。2014年にはミュンヘン音楽演劇大学バレエアカデミーに奨学生として入学し、各国の著名な指導者からの指導を受けた後、2017年にポーランド州立ポズナン歌劇場に入団しました。
ロマンさんは、「Episode 31」や「白雪姫」、「白鳥の湖」、そして「くるみ割り人形」の様々な役を務め、2023年からは振付家としても活動しています。過去の数々のコンペティションでの受賞歴もあり、その実力は折り紙付きです。
ポーランド州立ポズナン歌劇場バレエ団
このバレエ団は、ポーランド・ポズナンに位置し、100年以上の歴史を持つ名門です。1919年にポーランド人による活動が始まり、伝統と革新を融合させた作品を上演してきました。ポズナンではバレエ愛好家にとって欠かせない存在となっており、海外での活躍も目覚ましいです。葛西さんや他の日本人ダンサーたちがこの舞台で共に踊っている姿を楽しみにしています。
公演の詳細
「バレエアンサンブルガラ2025・東京公演」では、第1部に日本国内外で活躍するプロダンサーたちのコンサートがあり、第2部では「シンデレラ」の抜粋が披露されます。
- - 公演日: 2025年8月8日(金)
- - 会場: きゅりあん(品川区立総合区民会館)
- - チケット情報: 詳しくは公式サイトをご覧ください。
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