フェイスレコード、福岡県に新たな風を吹き込む
2025年4月にオープンした「Face Records TENJIN ONE FUKUOKA BLDG.(フェイスレコード 福岡天神 ワンビル店)」が話題を呼んでいます。東京を拠点に展開するFTF株式会社は、アナログレコード専門の新しい店舗を九州に初めて出店しました。そしてこのオープンを機に、「福岡県アナログレコード白書」なる意識調査を実施し、アナログレコードの現状やお客様の意識を詳しく分析しました。
調査概要と結果
調査は2025年7月に実施され、福岡県に住む15歳から89歳までの男女500名を対象に行われました。全体の65%が「レコードに触れたことがある」と回答し、そのうち「現在も持っている」と答えたのはおよそ30.5%。これにより、アナログレコードの魅力は世代を越えて多くの人に親しまれていることが確認されました。
調査ではさらに、15.6%が直近1年以内にアナログレコードを購入した経験があると回答しており、特に新品を購入した人が約4割を占めています。これは、アナログレコードが今も現役の音楽メディアとして人気があることを裏付けています。
福岡店の状況
福岡店のオープン後、わずか3ヶ月で150台以上のレコードプレーヤーが売れるなど、さまざまな年齢層が新たにアナログレコードに触れ始めています。特に10代から30代の若者は、YouTubeやSNSを通じて見つけた音楽を手に入れるためにレコードを求めて来店する姿が目立ちます。逆に50代から70代の世代は、懐かしいアナログ音源を再び手にするために買い直しをする傾向があります。
このように、幅広い世代からの支持が集まり、アナログレコードの文化が確実に根付いていることが感じられます。
レコード未経験の新規客層
また、興味深いのは、レコードに触れたことがない世代の来店も増えている点です。初めて訪れたお客様が「初めてレコードを手に取った」や「人生で初めてプレーヤーを買った」と語る姿が多く見受けられ、デジタルネイティブ世代にとってもアナログレコードが新しい体験として響いているようです。
不要なレコードの整理
レコードの人気が高まる中、自宅に眠る不要なレコードを手放したいと思っている人も多いでしょう。福岡店では、価値をしっかりと判断できる専門スタッフが揃っており、不要になったレコードの査定や買取を行っています。帰省や片付けの際に、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
店舗詳細と買取サービス
福岡店の営業時間は平日11:00〜20:00、土日祝は10:00〜20:00で、定休日は商業施設に準じます。福岡市中央区の天神エリアにあるこの店舗は、レコード愛好者にとっての新しい拠点です。さらに、店舗がない地域でもレコードの宅配・出張買取を実施しているため、全国どこでも質の高い査定を受けることが可能です。
会社概要
FTF株式会社は東京都渋谷区に本社を置き、中古レコードやCD、書籍、オーディオ機器の売買を行っています。また、アナログレコード専門店「Face Records」の運営や、買取専門サイト「Ecostore Records」の管理も手がけています。また、新たな音楽体験を求める多くの人々に向けて、今後もアナログレコード文化の発展を目指していくことでしょう。
詳しい情報は公式サイトでご確認ください:
FTF株式会社
Face Records