春画展が開幕
2025-07-26 15:24:22

新宿歌舞伎町で楽しむ春画展 文化と色気が交差するひととき

新宿歌舞伎町春画展が開幕



2025年7月26日(土)、「新宿歌舞伎町春画展―文化でつむぐ『わ』のひととき」が東京・新宿歌舞伎町能舞台でスタートしました。この展覧会は、江戸時代に制作された春画約150点を展示し、春画の歴史や背景に触れる貴重な機会となります。会期は9月30日(火)まで予定されており、多彩な関連イベントも魅力の一つとなっています。

春画の魅力を体験



展覧会の魅力は、浦上蒼穹堂の浦上満氏による貴重なコレクションを基にした、菱川師宣や喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳などの作品を楽しむことができる点です。アートディレクションを担当した林靖高(Chim↑Pom from Smappa!Group)は、展示の構成を工夫し、時代ごとの作品の流れを自然に見せる工夫を施しています。そして新宿という歓楽街と春画がもたらす文化の交差点が、この展覧会の特異性を更に際立たせています。

内覧会と関係者の熱い思い



開幕前日、7月25日(金)に行われた内覧会では、関係者やメディアが集まり、浦上氏と主催者の手塚マキ(Smappa!Group会長)、林靖高が壇上に並び、春画の本質について熱く語り合いました。手塚は「春画と歌舞伎町には、奥深さや人間味が共通している」とし、来場者に春画の「ポップさ」を楽しんでもらえるよう工夫されていると述べました。

イベントも充実



この展覧会では、関連イベントが豊富に計画されています。8月1日には、『春画ナイト!!』として春画のドキュメンタリー映画『春の画 SHUNGA』の特別上映会が行われ、浦上氏と手塚氏がその魅力について話し合う予定です。また、落語と春画をテーマにしたイベントも開催されるなど、多様な文化が交差する場を提供しています。特に、8月26日と9月15日には、笑福亭羽光・茶光の落語で新宿の笑いと色気に触れることができます。

フェミニズムと春画の再考



9月6日には上野千鶴子×鈴木涼美による、「春画とフェミニズム」についてのトークイベントも予定されており、現代の視点から春画がどのように捉え直されるのかが議論されます。

グッズ販売とPodcast



さらに、展覧会に合わせたオリジナルグッズの販売も行われ、多彩なアイテムが手に入るチャンスです。展示作品をモチーフにしたトレーディングカードやアパレルアイテムなどが並びます。また、Podcastも配信中で、江戸時代や浮世絵に関する様々なテーマが扱われています。

開催概要



「新宿歌舞伎町春画展」は、一般2200円で入場可能で、障がい者手帳をお持ちの方は無料です。会場は新宿歌舞伎町能舞台で、期間中は予約制を導入しています。多様な春画体験を通じて、江戸時代の文化や価値観に触れることができるこの展覧会は、芸術と歴史の交差点として注目されています。

新宿歌舞伎町春画展の詳しい情報やチケットは公式WebサイトやSNSでチェックして、ぜひ訪れてみてください。


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