鹿児島の木工作家アキヒロジンによる「WE ARE FAMILY」の出版記念展
2025年2月11日から24日、CIBONE(表参道GYRE B1F)にて、木工作家アキヒロジンの出版記念展が開催されます。この展覧会では、彼の書籍『WE ARE FAMILY The history of jincup』の内容を中心に、作品やjincupの歴史が紹介されます。
jincupとは何か
jincupというカップは、アキヒロジンが2007年に自身の母への贈り物として創り出したものです。木に命を吹き込む彼の手で、一つ一つ丁寧に作られるこのカップは、使う人との心のつながりを感じさせてくれます。アキヒロジンは、「良い物を作れば、良い物を使う人が増える」と信じて、彼の作品を通して多くの人々に影響を与えています。
展示内容と作家の思い
今回の展示では、書籍の他に、17年の時を経て新たにリデザインされた「jincup MOTHER」、さらにタイトルの付けられた「BOOK SUIT」と名づけられた木製のブックカバーもお披露目されます。アキヒロジンは、「jincupという物語を共有することで、ユーザーを幸せにしたい」と話し、この展覧会を通じて多くの人々にその体験を伝えたいと語る。
会場情報
展示会はCIBONEで開催され、会期は2025年2月11日から2月24日までです。作家の在廊日は初日の2月11日。興味がある方は、ぜひこの機会に足を運んでみてほしいと思います。CIBONEは、モノと向き合い、その魅力を広げるライフスタイルストアであり、アキヒロジンの作品とのコラボレーションを通じて新たな価値を提供しています。
アキヒロジンの活動
アキヒロジンは鹿児島を拠点に活動する木工作家で、2002年からその活動を開始しました。その作品は、直線から曲線、さらには面へと移行する力強い立体構築が特徴で、インスタレーション作品の発表など、表現の幅も広げています。彼の哲学には「良い物を探し、それを作り続けること」が色濃く表れています。
CIBONEのこだわり
CIBONEでは、モノの選び方を大切にしており、東京とBrooklynの2つの拠点を持って、独自の視点で選ばれた商品を提供しています。この展覧会を通じて、アキヒロジンとCIBONEのデザインが生み出す新たな価値を体験できる貴重な機会です。
この出版記念展は、木工作家アキヒロジンの世界を感じられる素晴らしいイベントです。ぜひ、彼の作品に触れ、その魅力を直接体験してみてください。