ハーパーコリンズ、国内作家の新レーベル「ハーパーBOOKS+」創刊へ!
世界的な出版グループであるハーパーコリンズ・パブリッシャーズの日本法人、株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン(東京都千代田区、代表取締役:鈴木幸辰)が、2025年に10周年を迎えるにあたり、新たに国内作家向けの文庫レーベル「ハーパーBOOKS+」を創刊すると発表しました。この新レーベルは「世界でめくれ。」をキャッチコピーに、日本の優れた文学を海外に発信することを目的としています。
注目タイトルが3月に登場!
レーベルの本本創刊は2025年5月ですが、プレ創刊として、2025年3月25日には注目の2作品がリリースされます。これらの作品は、既に多くの読者の期待を集めている作家によるもので、文庫化が待望されています。
『にじゅうよんのひとみ』吉田恵里香
吉田恵里香の『にじゅうよんのひとみ』は、彼女の代表的な作品の一つで、物語は「なんだかなぁ」と思い悩む24歳の主人公、ひとみが自分の誕生日に目の前に現れる過去の自分自身と向き合うという奇想天外な展開を織り成しています。「自由奔放な彼女に振り回されながら、諦めてきたことを再挑戦しようとする」彼女の姿に、きっと多くの読者が共感できることでしょう。定価は820円(税込)、発売日は2025年3月25日です。
『夏空に、きみと見た夢』飯田雪子
飯田雪子の『夏空に、きみと見た夢』も、涙を誘う感動のストーリーです。高校生の悠里が、見知らぬ男子に呼び止められ、彼の友人の葬式に招かれるという不思議な展開が待っています。その日を境に様々な奇妙な出来事が起こり、悠里の心境は大きく揺れます。感涙必至の名作として、生まれ変わったこの作品にもご期待ください。こちらも定価820円(税込)、3月25日のリリースです。
本創刊記念イベントも開催
さらに、5月の本創刊を記念して、注目作家の柊サナカと三日市零のトーク&サイン会が決定いたしました。2025年5月15日の本創刊に合わせ、5月18日(日)の午後2時から、ジュンク堂書店池袋本店にて開催されます。
柊サナカの新作『黒猫のいる回想図書館』は、結婚式を目前にして恋人に振られた女性が、黒猫に導かれて奇妙な図書館に迷い込む物語。彼女が自らの人生を一冊の本に書きあげるまでの冒険が描かれています。
また、三日市零の新作『魔女の館の殺人』は、山奥の洋館で起こる謎の殺人事件を扱う参加型ミステリー。大学生の主人公が仲間と共に9つの謎を解かなければ脱出できないという緊迫したストーリーが展開されます。
イベントの参加チケットは2025年3月18日から販売開始され、興味のある方は早めの予約をお勧めします。2人の作家によるトークは楽しみで、ミステリーと文学の素晴らしさを堪能できる貴重な機会です。
さらなる展開に期待!
「ハーパーBOOKS+」は今後、奇数月の15日に新たに選りすぐりの作品を刊行していく予定です。国内作家の才能をいかに全球に届けるのか、今後の展開にますます目が離せません。日本の物語がどのように世界に影響を与えていくのか、一緒に楽しんでいきましょう!