オードリー春日が特別授業!
2023年10月10日(金)に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が特別授業を行いました。テーマは「日本人が英語を話せない理由」です。この授業では、彼自身の分析を交えながら、日本の英語教育の課題について徹底的に掘り下げました。
授業が始まると、春日先生は日本人の英語力がアジア全体で見ても低いことをデータで示しました。訪日外国人客数が過去最高の3700万人にのぼり、上場企業の75%が業務で英語を使っている現状を踏まえ、「これからの時代、英語が話せないと生きていけない!」と断言。生徒役の岸谷蘭丸も、就職直後に英語の必要性を感じることを語り、彼の言葉に共感を示しました。
英語が苦手な理由
春日先生の分析によると、日本人が英語を話せない大きな理由は2つあります。それが「学校の英語教育」と「テレビ番組」です。まずは、学校の英語教育に注目しました。1980年代から1990年代にかけて、英語教育は“文法”と“英単語”に偏り、正しい文法ばかりを重視するあまり、会話としては不自然な英語が広がってしまったと指摘。この時期の教育スタイルが、英語への苦手意識を生み出した要因になっていると分析しました。
次に春日先生が挙げた「テレビ番組」の影響については、90年代のテレビ文化が英語を話すことへの抵抗感を作り出していると説明しました。特に“ルー語”で知られるルー大柴の存在が、その面を際立たせていると述べ、スタジオからは共感の声が上がりました。この間、英語の発音に対して笑いを引き起こす文化が成立し、それが真面目に英語を話すことに対するハードルを上げていると指摘しました。
J-POPと英語の関係
さらに春日先生は、1990年代のJ-POPにも触れ、英語タイトルが海外で意味が通じないものが多いことを紹介しました。岸谷蘭丸に母親の岸谷香の曲を引き合いに出し、「気になった英語の歌詞はある?」と質問すると、「『M』が誰なのか、という点が気になります」と答えました。これに対し春日先生は「それは多くの日本人が思っていること」と笑いを誘い、オードリーの若林も「我々もその点について配慮している」とコメントして場を和ませました。
配信情報
この『しくじり先生』の内容は、配信後7日間無料で視聴可能です。興味のある方はぜひご覧ください。具体的な授業の内容やさらなる考察がたっぷり詰まっています。
ABEMA『しくじり先生 俺みたいになるな!!』放送概要