製造業の勝ち残り
2026-01-16 14:28:30

営業利益を4倍にした2代目社長が語る製造業の勝ち残り戦略

営業利益を4倍にした2代目社長が語る製造業の勝ち残り戦略



2026年1月16日、株式会社ライフアップから、岡室昇志氏の著作『製造業が利益を上げ続け勝ち残るための指南書』が出版されます。これは、中小製造業の経営者に向けて、売上を追いかけるのではなく、持続的な利益を生む経営方法を伝授する内容です。営業利益をなんと4倍にした実績を持つ岡室氏が、価格競争からの脱却、粗利率の改善について具体的に解説しています。

経営環境の厳しさ



現在の製造業は、人手不足や原材料費の高騰、そして価格競争の激化といった困難に直面しています。経済産業省の「中小企業白書2024」のデータによれば、原材料価格の価格転嫁率は約45.7%、労務費は約36.7%とされており、多くの中小企業がコスト上昇を販売価格に転嫁できていないことが問題とされています。このような中で、真面目に努力する企業ほど厳しい状況に陥るという矛盾に岡室氏は注目しました。

売上追求の罠



岡室氏は、「売上を追求すればするほど、企業は疲弊する」と警鐘を鳴らします。値下げを前提とした取引や、責任が重くなる案件に手を出すことは、企業の疲弊を招く要因です。彼は実際に「値上げを認めてもらえない仕事は断る」などの判断を通じて、粗利率を1年で10%以上改善し、営業利益も大幅に伸ばしました。この成果は、特別なスキルではなく、考え方と判断基準そのものを変えることの重要性を物語っています。

本書の特徴



本書では、以下のような内容が取り扱われます:
  • - 真面目な製造業が陥りがちな経営の罠を実例を通じて説明
  • - 価格競争から抜け出すための具体的な判断ポイント
  • - 儲かっている仕事とそうでない仕事を分析するための管理会計の手法
  • - 経営者が実務から離れ、利益を生み出す構造を設計する方法
  • - 中小製造業が大企業と戦わずに勝利する「ニッチトップ戦略」
これらは、現場での試行錯誤を経て得られた実践的な知識です。

経営者コミュニティの設立



岡室氏は本書の発行と同時に「経営進化研究会」を立ち上げました。このコミュニティでは、経営者たちが自らの経験や数字を持ち寄り、考え方を磨き合います。経営者が「何を選び、何をやめるのか」を真剣に考えることで、利益が出せる企業への成長が見込まれます。

この本は、日本の製造業に新たな生命を吹き込むことを目的としており、経営者たちが「このままでは不十分だ」という意識から顧客選択と事業方針を見直すきっかけとなることを願っています。

著者の経歴



岡室昇志氏は1964年生まれ、大阪府出身です。同志社大学で工学を学び、三洋電機でコンピュータプログラマーとしてキャリアをスタート。その後父の経営する港製器工業株式会社に入社し、2008年に社長に就任しました。彼自身が数々の経済危機を乗り越えながら、会社の売上を23億円から46億円、営業利益を1億円から4億円に拡大させた実績を持ちます。この経験から、ビジョンの実現を手助けするための問題解決手法を展開し、多くの経営者から支持を受けています。彼にとって「社員の成長が会社の成長」との信条が、成功の原動力となっています。

胸を張って経営の未来を見据え、新たな挑戦に向かう岡室氏の姿勢が、多くの中小製造業にとっての希望の光となることでしょう。


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