コンビニ・スーパーでの無駄遣い実態調査
コンビニやスーパーに立ち寄ると、「必要なものだけ」と思っていても、いつの間にか予定外のものを手に取ってしまう経験はありませんか? 2025年の春、株式会社ライズ・スクウェアは社会人501人を対象に「コンビニ・スーパーでの無駄遣いに関する意識調査」を実施し、その結果をランキング形式でまとめました。生活の一部である買い物ですが、思わぬ出費が重なることも多く、今回はその実態を探ります。
調査の背景
この調査は、社会人男女501人を対象に行われました。調査の目的は、コンビニやスーパーでの無駄遣いについての実態を明らかにすることです。特に、忙しい日常の中でどのような要因が無駄遣いにつながっているのかを探る狙いがあります。
調査からわかったことは、買物の手軽さや魅力的な商品が、ついつい財布を緩ませる要因になっているということです。例えば、まず最も多くの人が無駄遣いをしてしまった品物は「お菓子」で、実に38.6%もの人がこれを挙げています。
無駄遣いの原因
1位 お菓子
アンケートの結果、無駄遣いが最も多いのはお菓子という結果に。仕事帰りに甘いもので癒されたい、という気持ちからつい手が伸びてしまうようです。特に、100円から数百円という価格帯のお菓子は購入のハードルが低く、手軽に買うことができるのが「無駄遣い」の要因だと言えるでしょう。
2位 割引商品
次に多かったのは「割引された商品」で、価格が下がったものを買うことへの誘惑が強いこともわかりました。「今買わなきゃ損かも」と思ってしまい、実際に使用しないものまで購入してしまう余計な出費が増えがちです。
3位 新商品
新発売の商品にも注意が必要です。「どんな味なのか?」という好奇心や、「友達に勧めたい」という思いから新商品に手を出す傾向が見られました。こうした一時の興味が、後悔につながることも多いです。
4位 ホットスナック
ホットスナックは特に匂いや見た目に惑わされ、空腹時には判断力が鈍りがちです。このため、無駄遣いを誘発しやすいアイテムです。
5位 期間限定商品
期間限定と聞くとつい購入してしまう人も多いと感じます。「今しか手に入らない」という誘惑が、買い物の決断を早める傾向があります。
後悔する瞬間
無駄遣いがあった時に、どのような状況で後悔が生まれるのかを調べるための質問では、多くの人が「食べきれなかったとき」と答えました。この他にも、「期待外れだった」とか「家に同じものがあった」など、果たして本当に必要だったのかを振り返る場面も多いようです。
無駄遣いを減らすための意識
さらに、調査により無駄遣いを抑えようと意識していることも明らかになりました。多くの人が最近は買い物の回数を減らすことに努めていることがわかりました。あらかじめ買うものをリスト化してから出かける人も多く、こうした事前準備が無駄を防ぐうえで効果的な方法のようです。
また、買い物前に冷蔵庫の中を確認して、必要ないものを購入しないように工夫する人も多く見受けられました。さらに、販売コーナーをじっくり観察せずに、「目的のものだけを選ぶ」という意識が大切です。
まとめ
買い物は日常生活の中で欠かせない作業ですが、事前の工夫次第で無駄遣いは大きく減少できます。食べきれる量を考え、必要なものだけをしっかり選ぶ際の工夫が求められます。無駄遣いの実態を知ることで、少しでも賢い買物ができるよう頑張りたいものです。