映画『うぉっしゅ』試写会
2025-04-30 17:36:22

映画『うぉっしゅ』の試写会が盛況、新たな感動体験を予感させる

2025年4月28日、東京・UDXシアターにて、TBSラジオ『えんがわ』presentsの映画『うぉっしゅ』の公開直前スペシャル試写会が行われました。この作品は新進気鋭の監督、岡﨑育之介による第二作目で、前作のシリアスなテーマを軽快なコメディで表現したスタイルから一転し、今回はより深いテーマの介護に焦点を当てています。

映画『うぉっしゅ』は、介護というシリアスな題材を岡﨑監督特有のユーモアと鮮やかさで描き出しており、観客に感動的な余韻を与える仕上がりとなっています。試写会当日は岡﨑監督、自らのラジオ番組に出演してきた玉袋筋太郎さん、TBSアナウンサーの外山惠理さんが参加し、和やかな雰囲気の中、映画とそのテーマについてトークを繰り広げました。

岡﨑監督は、映画を通じて介護を受ける側の感情と、そこに携わる人たちの視点を描写したいと考えました。その中で、特に彼は「記憶がないことは、新しい気分で毎日を過ごせるチャンスである」というポジティブなメッセージを発信しています。同時に、永六輔を祖父に持つ岡﨑監督は外山アナウンサーとの親交を交えながら、心温まるトークを展開し、見る者を惹きつけました。

映画の中で、研ナオコさんが演じる紀江の認知症の姿は非常に印象的で、彼女の存在感は圧倒的です。岡﨑監督は、主演に研をお願いする際、彼女が断る可能性も考えていましたが、実際には研から「演技に納得しない限り妥協しない」と言われ、それに感銘を受けたそうです。彼女の期待に応えるため、岡﨑監督は徹底した演出を施し、スタッフ全員が共鳴する素晴らしい作品が生まれました。

また、ダブル主演の中尾有伽さんをはじめとするキャストもその魅力的な演技で映画に彩りを加えています。外山アナウンサーも「役者たちの名前をエンドロールで確認したのは初めて」と語っており、新たな才能たちが生まれた瞬間を見逃すべきではないでしょう。

観客は映画を経て、家族や大切な人へ電話するきっかけを得るかもしれません。岡﨑監督が目指したのは、この映画を通じて人々の心に響くメッセージを届けることなのでしょう。その成果は、5月2日(金)から全国で公開される本作『うぉっしゅ』を通じて、多くの人々に広がっていくことでしょう。ぜひ劇場でその感動を体験してください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 映画 うぉっしゅ 岡﨑育之介

トピックス(映画)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。