声優が朗読する名作のオーディオブック版「十二国記」が配信決定

「十二国記」オーディオブック第1弾が6月に登場！

2025年6月、中嶋陽子役を演じた声優の久川綾さんと、人気声優の石毛翔弥さんによる「十二国記」シリーズのオーディオブックが配信されることが発表されました。これは小野不由美さんの名作ファンタジー小説を耳で楽しむ新たな機会であり、多くのファンが待ち望んでいた瞬間です。

オーディオブックの魅力

「オーディオブック」とは、ナレーターや声優によって本が朗読され、その音声を通じて物語を楽しむ新しい形の読書です。特に、時間がない方や本を読むことが困難な方にとって、この形式は非常に便利です。耳から情報を取り入れることで、移動中や家事をしながらも読書体験を持つことが可能になるため、「ながら読書」として人気が高まっています。最近では、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及により、オーディオブックの利用バリアも低くなってきました。

「十二国記」シリーズとは

シリーズ累計1300万部以上の発行を誇る「十二国記」は、1991年の『魔性の子』の発売以来、数世代にわたり愛され続けてきました。この作品は異界「十二国」を舞台にした壮大なファンタジーで、その独特の設定とキャラクターたちの物語が多くの読者を惹きつけました。今回のオーディオブック化は、ファンにとって新たな形での「十二国記」体験を提供するものです。

朗読のキャスト

第1弾では、久川綾さんが担当する『月の影影の海』上巻と、石毛翔弥さんが朗読する『魔性の子』が配信されます。久川さんは、アニメ版での主人公・中嶋陽子役を再び演じることに感謝を述べ、自らの朗読に全力を尽くすと語っています。また、石毛さんもこの作品の息吹を感じながら、注意深く朗読する姿勢を明かしています。

以下に、二人のキャストプロフィールと彼らの作品に対する思いを紹介します。

久川綾さんのプロフィール

久川綾さんは、アニメ『十二国記』で中嶋陽子役を演じたことで知られています。多くの人気作品にも出演しており、その声には多くのファンが魅了されています。彼女は、朗読を通じて『十二国記』の世界に聴き手を引き込むことを目指しています。

石毛翔弥さんのプロフィール

石毛翔弥さんは、最近のアニメ作品で多くのキャラクターを演じており、特に『遊☆戯☆王VRAINS』での活躍が注目されています。『魔性の子』の朗読を担当することに対し、深い感動を抱きつつ、その物語の一員になったような感覚を大事にしながら朗読を行う考えを持っているそうです。

事前登録キャンペーン

また、配信に先駆けて、2025年3月12日から5月31日までの期間に「audiobook.jp」に無料会員登録を行っていただくと、著者たちのサイン色紙が当たるキャンペーンも実施されます。登録者には、オーディオブックに関する最新情報が毎月メールで配信されるため、新作情報を密にキャッチできる機会も提供されます。