講談とオペラの異色融合！新しい舞台『ビリケン座船場deフロイデ！』が誕生

新舞台『ビリケン座船場deフロイデ！』について

大阪を拠点とする繊維商社の田村駒株式会社が、今冬に新しい舞台『ビリケン座船場deフロイデ！』を開催することが発表されました。この公演は、講談とオペラという二つの芸術ジャンルを融合させた全く新しい形のエンターテインメントです。2025年の12月20日、年末の訪れを感じる中、特別な体験を提供する予定です。

舞台の概要

『ビリケン座船場deフロイデ！』は、大阪のシンボル「ビリケンさん」をテーマにした文化支援プロジェクトの一環として開催されます。その中心に立つのは、日本の伝統的な話芸である「講談」と、情緒豊かな西洋のオペラです。この舞台では、ベートーヴェンの名作「第九」を新しい視点で再構築し、物語を展開する予定です。

ソロを担当する講談師・旭堂南歩さんは、情熱的に物語を語り、オペラ歌手である池田真己さんは感動的な歌声で観客を魅了します。こうした名演により、古典の名曲が新しい感動をもたらすのです。

「ビリケンさん」の文化支援プロジェクト

田村駒株式会社は、ビリケンさんのライセンス事業を通じて、地域文化の振興に貢献することを目的としています。2022年に設立された「ビリケンクリエイターズオーサカ」というプロジェクトのもと、多様なクリエイターとのコラボレーションを促進してきました。そして、舞台芸術の分野に挑戦することになったのが今回の公演です。

この舞台は、観客に新しい感動を提供するだけではなく、地域の文化を活性化する重要な試みでもあります。このような新しい形での芸術は、大阪の隠れた才能を引き出す可能性を秘めています。

出演者のプロフィール

公演には、講談師の旭堂南歩さんと声楽家の池田真己さんが出演します。旭堂南歩さんは、カジュアルなスタイルで講談を披露し、高い評価を得ています。池田真己さんは、オペラ界での実績が多数あり、幅広い声域で圧倒的なパフォーマンスを魅せます。彼らのコラボレーションは、まさに新しい芸術の形を創り出すこと間違いなしです。