最新版いきもの六法が登場!
2025年7月16日、株式会社山と溪谷社から『改訂版いきもの六法 日本の自然を楽しみ、守るための法律』が刊行されます。この改訂版は、2022年にリリースされた初版を基に、最新の法律環境や多くの読者からの質問を反映して内容が強化されています。自然や生き物を守るための法律は非常に多岐にわたりますが、本書はそれをわかりやすく整理し、誰でも理解できるように工夫されています。
複雑な法律を整理
日本には、自然や生き物を保護するための法律が多数存在しますが、それぞれが異なる目的に基づいており、規制内容も多様です。「採ってはダメ」「売買は禁止」といった具体的な規制があり、どの省庁が管轄しているのかも異なるため、自分が興味を持つ生き物に対して何ができるのかを理解するのは難しいことです。改訂版いきもの六法は、こうした法律を生き物や環境別に分類し、明確に解説することを目指しています。
最新情報を網羅
本書の改訂版では、2025年6月現在の最新の規制情報との整合性を保っており、新たに施行された法律やこの一年間での法改正も考慮されています。例えば、2023年に施行された「要緊急対処特定外来生物」や「条件付特定外来生物」といった法律も反映。読者から寄せられた問い合わせを元にQ&Aセクションも充実しており、読者の疑問にも直接答える形になっています。
生物を守るための新セクション
特に重要な点として、「特定外来生物と似た生物の図鑑」が新たに追加され、特定外来生物の識別が容易になっています。この図鑑では、身近な場所に生息する特定外来生物をあげ、それに似た在来種とも比較して、見分けるポイントを詳しく説明しています。これにより、うっかり特定外来生物を捕まえてしまうリスクを減らすことができるようになります。
目次とコラムの内容
本書は、多岐にわたる章立てで構成されています。生き物を守るための法律から始まり、インパクトのある内容が続きます。例えば、昆虫や植物の採集に関する法令、川や海での生物採集や釣り、さらには飼育や栽培についても触れています。加えて、法律に違反した場合の対処法や、狩猟免許についての実際なども含まれるコラムが充実しており、実践的な情報が得られるようになっています。
監修者プロフィール
本書は、江戸川大学の中島慶二教授と、元茨城県農林水産部次長の益子知樹氏が監修を務めています。自然環境に関する実務に長年携わってきた彼らの知見を基にした内容は、専門家ならではの信頼性があります。
本書について
- - 書名:『改訂版いきもの六法 日本の自然を楽しみ、守るための法律』
- - 定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
- - 仕様:4C・A5判128ページ
- - 発売日:2025年7月16日
自然の理解を深め、法律を守りながら楽しむための有益な一冊として、多くの読者に支持されること間違いありません。自然保護に関心のある方、アウトドア活動を楽しむ方には必携の書となるでしょう。