長編アニメ映画初週1位
2025-11-14 10:49:47

デジタルハリウッド大学院発の長編アニメ映画が香港で初週1位に輝く

香港での成功を収めたアニメ映画『Another World(世外)』



デジタルハリウッド大学大学院による「日本IPグローバルチャレンジ・プロジェクト」から誕生した長編アニメーション映画『Another World(世外)』が、香港での公開初週において、見事に興行成績1位を達成しました。この作品は、西條奈加の小説『千年鬼』を原作としており、期待が高まる中でのスタートとなりました。

高い評価を受けたプロジェクト



デジタルハリウッド大学大学院は、異なるジャンルを持つ各学問を統合し、社会に新たな文化や産業を創出する人材を育成することを目指しています。この背景には、「日本IPグローバルチャレンジ・プログラム」があり、2016年から開始されたこのプロジェクトは、日本の優れたコンテンツを発見し、それを海外で映像化することに注力しています。

『Another World(世外)』は、香港のアニメーションスタジオ、POINT FIVE CREATIONSとの国際共同制作であり、監督にはトミー・カイ・チュン・ンが務めています。また、プロデューサーはポリー・ユンです。制作に先立ち、 香港フィルマートでの国際企画コンテストにおいて、劇映画部門の大賞を獲得するなど、非常に高い評価を得ています。

物語の舞台とテーマ



本作は、死後の世界「世外」を舞台にしており、精霊グドが、少女ユリを導く様子を描いています。彼はユリの感情を理解し、人間にとって何が大切かを学ぶ中で、さまざまな試練に直面します。ユリの怒りを抑え、彼女が変貌するのを防ぐよう命じられたグドの冒険が展開されます。この物語は日本の幻想文学に根ざしつつ、香港の技術の融合により、国際的な視点から新たな物語を紡ぎだしました。

今後の展開



香港での成功を受け、今後は世界各国への配給が計画されています。また、2025年には、アヌシー国際アニメーション映画祭でも上映が予定されており、さらなる注目を集めることは間違いありません。

監督とプロデューサーの紹介



トミー・カイ・チュン・ン監督は数々の賞を受賞している実力派であり、ポリー・ユンプロデューサーも国際的に著名なプロジェクトに関与してきました。彼らの手によって、『Another World(世外)』はアニメーションとしての新たな可能性を示しています。特に、ファンタジーやホラーの要素を含んだこの作品は、多くの観客に衝撃を与えることでしょう。

まとめ



『Another World(世外)』は、デジタルハリウッド大学大学院と国際的な制作チームによって生み出された、魅力的なアニメーション作品です。香港での興行成功は、国際市場への第一歩となり、今後の展開に大いに期待が寄せられています。さあ、この物語の世界に飛び込んでみましょう。


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