サロンジャパン始動
2025-10-06 14:49:20

香港映画を日本に広める!サロンジャパンが新たに始動

サロンジャパン株式会社が香港映画の配給事業を開始



1959年、香港に設立された「香港沙龍電影有限公司(Salon Films (H.K.) Ltd.)」は、65年以上にわたって世界中の映画製作を支援してきました。新たに、日本に進出するために設立されたのが「サロンジャパン株式会社」です。東京都中央区に本社を構え、代表取締役の汪アンドリュー氏が指揮をとります。この動きは、日本市場に香港映画の魅力を広めることを目的としており、ますます活発化する香港映画の劇場配給・宣伝事業を本格的に始動させました。

背景と目的


これまで香港フィルムズは、『死亡遊戯』や『花様年華』、さらには『インファナル・アフェア』シリーズなど、国際的に評価される作品に多く関わってきました。そうした経験を基に、サロンジャパンは国内においても香港映画の配給を拡大し、さらなる発展を目指しています。特に日本市場は、香港の風味と文化を反映した映画作品に対して新たな需要が高まっているため、この事業は期待されています。

さらに、サロンジャパンはテレビCMや企業映像、広告制作などの関連事業にも取り組んでおり、今後は国内の配給会社や劇場関係者との連携を図りながら、香港映画の多様なラインナップを提供していく予定です。

初の単独配給映画


サロンジャパンが初めて配給を行う作品は、香港映画『ラブ・ライズ』です。この作品は、第43回香港電影金像奨で6部門にノミネートされた注目作であり、現代的なテーマのロマンティック・コメディとして話題を呼びました。主題はロマンス詐欺ですが、オンライン詐欺や孤独といった社会的なテーマを巧みに描いた作品で、幅広い世代から支持を受けています。

本作は、あいち国際女性映画祭2025の海外招待作品としても選ばれており、国際的な評価も高まっています。日本での公開スケジュールや詳細については、今後逐次発表予定です。

会社概要


サロンジャパン株式会社は、東京都中央区日本橋兜町に位置し、香港映画を中心としたさまざまな買付・配給事業を行っています。映像関係のビジネスにおいても多数の実績を持ち、業務用撮影機材の販売事業も展開中です。公式サイトは こちら からアクセスできます。

今後、サロンジャパンがどのように日本市場で香港映画の発展に寄与していくのか、期待が高まります。新たな映画のラインナップやイベント情報は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。


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