人生の軌跡を刻む青森出身のアーティスト、ラテラル・オーシャンの最新アルバム

青森にて誕生した新たなるROCK

青森にルーツを持つ新進気鋭のアーティスト、ラテラル・オーシャンが、自身の人生を色濃く反映した1stソロアルバム『懐古する未来（初回限定盤）』を2025年7月9日（水）にリリースします。本作は、アーティスト自身が特に愛する楽曲を厳選して収録し、音楽活動の再起動に向けた重要な一歩を示す作品です。

アルバムの概要

本作の特徴は、screamoに日本語の歌詞が絡み合い、想いにふけりながらも心が踊り出すような疾走感を備えたエモーショナルなロックサウンドです。タイトルに掲げた「過去（懐古）と未来」という二つのテーマが、ノスタルジックな中にも新たな輝きを見出すポップなロックの世界を描き出しています。

ラテラル・オーシャンは、このアルバムを皮切りに、制作した数百曲の中からセレクトした楽曲を4枚のアルバムに分けてリリースする構想を持っています。リスナーにとって、何年経っても色あせない名曲として響き続けることを目指しています。

収録楽曲とコンセプト

アルバムには合計9曲が収録されており、全体の構成に遊び心と一貫性が感じられます。1曲目は、アルバムのイントロとなる「いつか(intro)」で、聴き手にリセットされた耳で一気に最後まで聴いてほしいという意図が込められています。さらに、2曲目「種」と7曲目「使命」は、前編後編の関係にあり、曲の流れの中でストーリーが展開されます。

また、収録された楽曲には季節の移り変わりをテーマとした「種」「夏分の秋」「白銀の圀」などがあり、聴く人を四季の中へと誘います。加えて、5曲目には和楽器を使用したインストゥルメンタル「海辺の足あと(interlude)」が、6曲目には「深海」というタイトルで、苦悩と救済を扱った楽曲が収められています。

さらに、CD版に収録されるボーナストラック「白銀の圀 Ballade.Ver」は、通常音源とは別バージョンの曲で、CD購入者だけが楽しめる特典です。また、9曲目には密かな遊び心を持った「Secret Track」があります。

ラテラル・オーシャンのプロフィール

本名を小坂智之とするラテラル・オーシャンは1978年に青森市に生まれました。音楽への興味は小学生の頃から始まり、17歳で初めてシンセサイザーを手にしてから、自ら作曲活動を開始しました。東京に進学後、テクノ系のコンテストでCDデビューを果たすも、レーベル倒産により活動は頓挫。その後、ロックバンドとしての活動を経て、一度は音楽から離れてしまいますが、音楽の素晴らしさを再認識し、ついに40歳を過ぎてから音楽活動を再開しました。

アルバム制作の思い

『懐古する未来』は、彼にとって自身の人生の集大成ともいえる作品です。数々の挑戦や挫折を経て、再び音楽に戻ったことで、彼の歌声には深い感情と経験が詰まっています。音楽を通じて人々の心を癒し、少しでも力になれればという思いを込めて制作されています。

この新アルバムがどのようにリスナーの心に届くのか、期待が高まります。ラテラル・オーシャンが描く新たな音楽の旅に、ぜひご注目ください！