教育界の新たな一歩『未来の先生へ』
一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会が、湯澤正通教授と野瀬愛未理事による新書『未来の先生へ』の出版を発表しました。この書籍は2025年6月30日にAmazon限定で発売される予定で、著者の知見を基にした内容は、教職を目指す学生や若手の教育者にとって必読の材料となるでしょう。
出版の背景
この協会は、2020年に設立され、以来、教育の向上を目指して個人向けや法人向けに各種セミナーや研修を行っています。特に実践的なアプローチを求める声に応えて、大学の教職課程を受講する学生に向けた特別講義の機会が設けられたことが、書籍出版の契機となりました。この書籍を通じて、未来の教師に必要な知識を一冊にまとめることで、支援を広げる狙いがあります。
書籍の内容
『未来の先生へ』には、以下のような内容が含まれています:
- - ワーキングメモリを理解する
- - 学習障害(LD)についての洞察
- - 発達障害(ADHD・ASD)と学習の関連性
- - 子どもが直面する「わかりづらさ」を見逃さないための識別法
- - 学習の壁となる「つまずき」の発見方法
- - 教室内で応用できる具体的な支援策
- - ワーキングメモリの発展可能性についての考察
この構成は、実際の教育現場で使える理論や実践例をもとに、教育者や保護者が子どもをより深く理解できるように設計されています。
おすすめのロールモデル
この書籍は、教職を目指す学生や若手教育者だけでなく、現場で子どもたちと接する教師や、学びの支援を行う職業に興味がある方々にとっても非常に役立つ内容です。具体的には、以下のような方々に向けて推奨しています:
- - 教職を目指す大学生や若手の教師
- - 日常的に子どもと関わる先生方
- - 子どもの学習や行動に不安を感じている保護者
- - 発達障害や学習支援に関心がある方
- - 子どもの「理解はできるが実行が難しい」支援に悩む大人
書籍の基本情報
- - 書名:『未来の先生へ:学習を支える脳の“ワーキングメモリ”で読み解く、子どもの困りごと』
- - 著者:湯澤 正通・野瀬 愛未
- - 発売日:Kindle版2025年6月30日、ペーパーバッグ版2025年7月1日
- - 予約価格:Kindle版880円(税込)、ペーパーバッグ版1,210円(税込)
- - ページ数:36ページ
- - ISBN:979-8289592071
勉強会のお知らせ
さらに、教員資質向上を目指した勉強会も開催予定です。代表理事の湯澤正通と理事の野瀬愛未による「夏に差がつく!漢字の読み書き&黒板の書き写しトレーニング」が、2025年7月12日(土)に行われます。詳細は協会の公式サイトでお知らせしていますので是非ご確認ください。
教育の未来を考える中で、『未来の先生へ』は多くの人々にとって貴重な指南書となることでしょう。子どもたちの学びを支援するために、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。