韓国での共演！子どもたちが音楽で国際交流するサマープログラム

韓国での共演！子どもたちの音楽による国際交流

日本のエル・システマジャパンが誇る東京子どもアンサンブル、相馬子どもコーラス、舞鶴子どもコーラスが、韓国でのサマープログラムに参加することが決まりました。このプログラムは8月5日から韓国で行われ、世界各国から選ばれた480名以上の青少年たちとともに、音楽を通じての文化交流を深める絶好の機会です。

このプロジェクトは、韓国芸術文化教育振興院（KACES）が主催する「KACES青少年交流プログラム（K-YEP）」として開催され、参加者には日本をはじめ、タイやマレーシアからも集まった合唱団のKidsが含まれます。参加者は、韓国のエル・システマ団体、Orchestra of Dreams（オーケストラ・オブ・ドリームズ）とともに、多彩なワークショップや演習を通じて一つのステージを創り出します。

交流の意義と期待される成果

今回の韓国での経験は、特に日本のエル・システマで育った子どもたちにとって、海外での音楽交流に関わる貴重なチャンスです。彼らは、音楽を通じて他国の子どもたちと心を通わせ、新しい文化を学ぶことで、視野を広げ、成長することが期待されています。特に視覚に障害のあるメンバーが含まれるため、異なる背景や経験を持つ参加者同士によるインクルーシブな学びの場も大いに意義があります。

プログラム詳細

開催日は2025年8月5日から10日までの5泊6日、韓国のソウルとピョンチャンで展開されます。参加者は日本、タイ、マレーシアの合唱メンバー各20名とコリアン・ドリーム・アーツ・アンサンブルの440名を合わせた総勢500名に上ります。

スケジュール:

- 1日目（8月5日）: ソウル到着、オリエンテーションと歓迎会、グランドパフォーマンスの初練習。
- 2日目（8月6日）: ピョンチャンに移動、フェスティバル・オブ・ドリームズへ参加、練習やアート・ワークショップ。
- 3日目（8月7日）: ワークショップとリハーサル（オーケストラ、ダンス、演劇、合唱）、グランドパフォーマンスを行う。
- 4日目（8月8日）: フェスティバル・オブ・ドリームズの閉会式、ピョンチャンでの小旅行、ソウルに戻る。
- 5日目（8月9日）: ソウルでの文化体験。
- 6日目（8月10日）: 帰国。

音楽がつなぐ世界

エル・システマジャパンは、音楽を通じて異文化理解を深めるイベントをずっと提供してきましたが、今回は特に大規模な国際交流の舞台となります。音楽に携わる活動を通じて、参加者には自己表現のスキルを磨き、新たな友人を作るチャンスが与えられます。また、国内外でのイベントに積極的に参加することで、子どもたちは自身の成長を実感することができるのです。

このプログラムを通じて、彼らが音楽の力を実感し、国籍や文化を超えた友情を築く様子を多くの方に見ていただけることを期待しています。この素晴らしい機会に、ご興味を持たれたメディア関係者の方は、出発前の練習風景や現地でのパフォーマンスの様子を取材しに来ていただければ幸いです。音楽がもたらす魔法の体験を是非お楽しみください。