ピアニスト・角野隼斗と鍵山優真の夢のコラボレーション、氷上の新たな芸術が誕生

夢のコラボレーションの実現

全世界が注目するピアニストの角野隼斗さんと、フィギュアスケーターの鍵山優真選手がこのたび夢のコラボレーションを果たしました。鍵山選手が次の冬季五輪でのメダル獲得を目指す中で、エキシビションプログラムの楽曲制作を角野さんに依頼し、快諾を得たという経緯があります。

鍵山選手の情熱

鍵山選手は、2025-2026シーズンに向けたエキジビションプログラム用に、新たな楽曲が必要となると考え、角野さんにアプローチしました。角野さんは早速スケートリンクへ足を運び、鍵山選手の演技から得たインスピレーションをもとに、エキシビション用の楽曲を作曲しました。音楽と演技が融合するこのプログラムは、特に注目が集まっています。

振付はカロリーナ・コストナーに

鍵山選手は、エキシビションプログラムの振付けを、かつての世界選手権で優勝経験を持つあのカロリーナ・コストナーが手掛けることが決定しました。このコラボレーションによって、彼の演技にどのような新しい魅力が加えられるのか、ファンは期待に胸を躍らせています。角野さんはこれを非常に光栄に思っており、「どんなスケートを見せてくれるのか、楽しみです」と語っています。

新たな楽曲『I Wish』

さらに、鍵山選手は今シーズンのショートプログラムに、角野さんとポーランドのギタリスト・マーシンとのコラボ作「I Wish」を選曲しました。情熱的でスリリングな楽曲ということで、彼はこの曲を通じて自らの表現力を新たにすることになるでしょう。マーシンは今後フジ・ロック・フェスティバル2025にも出演予定で、日本のファンにとっても大きな関心を集めています。

角野隼斗さんの経歴

角野隼斗さんは、2018年にピティナで特級グランプリを受賞し、2021年にはショパン国際ピアノコンクールにてセミファイナリストとして注目を集めました。現在、全世界のオーケストラとの共演を果たしながら、YouTubeでも「Cateen」として、148万人以上の登録者を抱え、数億回の再生数を達成しています。

マーシンの存在

マーシンは若き才能として、クラシックからロック、ポップスまで幅広いジャンルをカバーし、各メディアで取り上げられています。彼の超絶技巧は瞬く間にファンを虜にし、SNSでも400万人以上のフォロワーを誇ります。彼の存在も、角野さんとのコラボの期待を一層高めています。

鍵山優真選手のプロフィール

鍵山選手は、若干5歳でスケートを始め、その後すぐにジュニア時代から頭角を現しました。父親もまた元五輪代表という血筋を持つ鍵山選手は、2022年の北京オリンピックで銀メダルを獲得し、今や世界トップクラスのスケーターとしての地位を確立しています。2024年の四大陸選手権では初優勝を飾り、冬季五輪でのさらなる活躍に期待が寄せられています。