過去最多の参加作品数を誇る「カクヨムコンテスト10」の結果発表

株式会社KADOKAWAが主催する小説コンテスト「カクヨムコンテスト10」の結果が、2023年5月27日に発表されました。今回のコンテストは、過去最多となる30,405作品の応募があり、受賞作品も豊富で、多くの才能が開花したことが確認されました。賞は大賞7作品、特別賞63作品、コミカライズ賞35作品、プロ作家賞1作品、読者賞1作品など、多岐にわたっています。

応募作品の詳細

今回のコンテストでは、長編部門に12,449作品、短編部門には17,956作品がエントリーされました。特に商用化を目指す作品としては、83作品が選ばれており、これもまた過去最多の数字です。大賞に選出された作品には、賞金100万円に加え、書籍化の権利も付与されることが決まっています。

受賞作品について

大賞作品

1. 【ライト文芸部門】
「異能の姫は後宮の妖を祓う〜平安陰陽奇譚〜」著者：藤夜
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2. 【異世界冒険部門】
「世界最強の極悪貴族は、謙虚堅実に努力する～原作知識と固有魔法＜虚空＞を駆使して、破滅エンドを回避します～」著者：月島秀一
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3. 【異世界ライフ部門】
「転生凡人の英雄作成教室～冒険者として限界を迎えた俺、仕方なく今後のための金稼ぎ目的で田舎に教室開いたら、教え子が最強になった～」著者：紗沙
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4. 【ファンタジー恋愛部門】
「恋とはどんなものかしら～当て馬令嬢の場合～」著者：鈴音さや
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5. 【ホラー部門】
「三重県津市西区平山町3-15-7」著者：大舟
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6. 【現代ファンタジー部門】
「超難度ダンジョン『奈落』をただの洞穴と勘違いして特訓していた結果、規格外の化け物が生まれました。～モンスターより人間が怖い陰キャですが配信者としてがんばります！」著者：大入圭
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7. 【ラブコメ（ライトノベル）部門】
「美少女達が俺の身体（経験値）をやたらと求めてくる件について」著者：佐伯凪
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受賞位置と商用化

特別賞として63作品が選出され、コミカライズ賞には35作品が名を連ねました。また、短編部門では、短編賞5作品、読み切りコミカライズ賞3作品、コミックエッセイ賞2作品、カクヨムネクスト賞4作品など、多彩な作品が評価されました。次回の「カクヨムコンテスト11」の開催も決対し、応募要項は2025年秋頃に告知される予定です。これからもカクヨムは、新たな才能を発掘し、文学の未来を拓いていくことでしょう。