深谷市で祝う新一万円札発行1周年イベント
埼玉県深谷市は、2024年7月3日(水)に新一万円札の発行から1年を迎え、この記念すべき日を祝いさまざまなイベントが行われます。特に注目されるのは、全国の「お札」に関連する約40の官民団体が集まる『お札サミットinふかや』です。埼玉グランドホテル深谷で開催されるこのイベントは、紙幣に関する意義や課題を考える貴重な機会とされています。
お札サミットinふかやとは?
7月3日の午後12時から開催される『お札サミットinふかや』では、サミット会議や記念日登録証の授与式、基調講演が行われます。主催は深谷市で、埼玉県知事や市長、さらには津田塾大学の学長などが参加します。日本銀行の発券局長が行う基調講演では、新紙幣の肖像選定の過程や発行の際の苦労について語られる予定です。
サミットの内容
- - サミット会議(12:00~13:00): 各団体の代表が集まり、意見を交わす。
- - サミット宣言(13:10~13:30): 新たな紙幣の存在意義について宣言し合う場。
- - 記念日登録証授与式(13:40~14:00): 深谷市、津田塾大学及び北里研究所が共同で授与。
- - 基調講演(14:15~14:35): お札が発行されるまでの道のりについて。
- - シンポジウム(14:40~16:00): モーリー・ロバートソン氏、杉山里枝氏、井上潤氏が登壇し、「渋沢栄一と紙幣」をテーマにディスカッションします。
ビアフェス-1周年をSAKE Beer Tonight-
サミット前夜の7月2日(水)には、『ビアフェス-1周年をSAKE Beer Tonight-』が深谷城址公園で行われます。このイベントでは、昨年に続き渋沢栄一が関与したビール会社や地元の酒造業者が集まり、多彩な飲食を楽しむことができます。市長も登壇予定で、地域の人々とのつながりを深める良い機会になります。
ビアフェスの内容
- - 時間: 16:00~21:00
- - 渋沢栄一設立のビール会社と地域の酒造会社が集合
- - ステージでのセレモニーやパフォーマンス
- - 子ども向けの縁日やノンアルコール飲料の無料配布
- - 深谷市親善大使である豊田ルナの委嘱式も行われる。
その他の記念イベント
さらには、同じく7月3日(木)には『農業王国ふかやマルシェ』が市役所で開催され、深谷の農産物やお札ゆかりの地の特産物が並び、食文化を楽しむことができる機会も用意されています。また、各所では記念のパネル展示が行われます。
まとめ
深谷市にとって重要な意味を持つ新一万円札の発行1周年。この特別な日は、単にお札を祝うだけでなく、地域の結束や経済について考える機会ともなっています。市民や観光客が共に楽しめるイベントが数多く用意されていますので、ぜひ足を運んでその一員になってみてはいかがでしょうか。