新刊『美人までの階段1000段』の魅力
2025年2月17日に発売される新刊『美人までの階段1000段あってもう潰れそうだけどこのシートマスクを信じてる』は、エリース・ヒュー氏の体験を基にしたユニークな美容レポートです。この本では、ソウルでの美容に関する体験や、韓国コスメ、整形ビジネスの裏側などが詳細に描かれています。著者が韓国という「美容都市」で過ごした時のストーリーが生き生きと綴られ、多くの女性たちに共感を呼ぶこと間違いなしです。
表紙イラストの公開
本書の魅力の一つは、イラストレーターmillitsuka(ミリツカ)さんが手掛けた表紙イラストです。彼女は過去にも『コレクターズ・ハイ』や『あおむけの踊り場であおむけ』といった話題作のカバーを担当し、その独特なスタイルで多くのファンを魅了しています。今作では「階段1000段」をテーマにしたビビッドなイラストが描かれており、幾つもの階段が連なる幻想的な景色が本書の魅力を一層引き立てています。
イラスト中央には、メイクする前の女性の姿が描かれ、その周りにはシートマスクやリップ、アイシャドウ、さらには注射器やメスといったコスメもひしめいています。これらのアイテムは、まさに本書で語られる美容の過程を象徴しており、読者の興味をそそります。
ソウルの美容文化
本書を執筆したエリース・ヒュー氏は、アメリカのジャーナリストであり、多様な視点で韓国と日本について報道してきました。彼女がソウルで見つけた「毛穴のない未来」とは、いかに驚異的な進化を遂げた韓国コスメがもたらすものであったのか、彼女が直面した美容と自分を「改善」していく過程は、多くの女性にとっての刺激となることでしょう。
本書には、美容整形やコスメのトレンドだけでなく、韓国社会での女性たちの戦略や文化も描かれており、単なる美容本にとどまりません。韓国における「美」の概念、そしてそれが個々の女性に与える影響について、深い考察がなされています。
まとめ
『美人までの階段1000段あってもう潰れそうだけどこのシートマスクを信じてる』は、ただの美容本ではなく、韓国の美容文化を多角的に探求する作品です。millitsukaさんの美しいイラストと、エリース・ヒューさんの鋭い視点が融合したこの本は、これからの美容に興味がある全ての人に読んで欲しい一冊です。