メンテナンス写真集
2025-10-31 14:48:29

岡野バルブ製造が発刊する発電所メンテナンス写真集『THE GUARDIANS』

発電所メンテナンス部隊の守護者たち



岡野バルブ製造株式会社が発行した写真集『THE GUARDIANS』は、創業100年を迎えたこの企業が発電プラントのメンテナンス部隊を取り上げ、その存在意義を広く伝えることを目的としています。この写真集では、発電所の運営が電気供給に直結し、それが社会インフラ全体の維持に不可欠であるというメッセージが込められています。

メンテナンス事業部の使命感



1926年に創業以来、岡野バルブは高温高圧バルブの製造・メンテナンスを通じて日本の発電インフラを支えています。その中でも特にメンテナンス部隊は、原子力や火力発電所の厳しい環境で、トラブルを未然に防ぐために奮闘しています。彼らの存在は、発電所が稼働を続けるための重要な使命を担い、工場や家庭の電力供給を守るためには不退転の覚悟が必要です。

全国に9つの拠点を持ち、緊急事態にも即座に対応できる体制を確保しているメンテナンス事業部。彼らの卓越した技術と奉仕の精神が全国の発電所からの信頼を得ており、迷わず「岡野バルブに任せたい」という声が寄せられています。普段は目立たない存在ですが、社会の根幹を支える彼らの姿は、実は非常に重要です。

湿板写真で伝える守護者たち



この写真集では、特殊な技法である「湿板写真」が採用されています。この19世紀に始まった技術により、メンテナンス部隊の姿を重厚感を持って表現。作業服のしわや、真剣な眼差し、一生懸命に働く手など、彼らの姿はただの記録ではなく、「守護者」としての証しに仕上げられています。これはタイムレスな価値を持ち、未来へとメッセージを伝える手段です。

岡野社長の思い



岡野武治社長は、多くの人がメンテナンス担当者の重要性に気づいていないことを懸念し、その姿を知ってもらうためにこの写真集を作りました。湿板写真を選んだのは、この人たちが残した痕跡を未来に伝えたいからだとおっしゃっています。彼らの無骨な手や真剣な表情には、日本の暮らしを守る強い意志が宿っているのです。

リリースイベントとSNS企画



『THE GUARDIANS』の発刊を記念し、リリースイベントが決定。このイベントでは、岡野社長やメンテナンス事業部の人々、写真家の木寺一路氏とのトークセッションが行われ、湿板写真の撮影過程や大型写真の展示も予定されています。また、SNS連動企画として「#隠れガーディアンズ」キャンペーンを開催し、身近な守護者に関するエピソードの投稿を呼びかけています。

インフラ業界の課題



近年、インフラを支える現場は若手人材不足という深刻な問題に直面しています。この写真集が、少しでも多くの人にその重要性を知ってもらうきっかけとなり、次世代の人材が育つきっかけとなることを願っています。岡野バルブ製造株式会社は、時代に必要とされる技術と人材を育成し続ける使命を胸に、次の100年へと歩んでいくことでしょう。

詳細情報



書名: 『THE GUARDIANS』
定価: 2,860円(税込)
販売先: こちら

このたびの発刊を通じて、岡野バルブ製造がリーダーシップを取る発電所メンテナンスの現場に光が当たることを、心から願っています。


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