グローバル戦略強化
2025-03-05 15:08:17

韓国のウェブトゥーン制作会社がインドネシアと提携しグローバル戦略を強化

Contents Lab. BlueがMKCと提携



株式会社Contents Lab. Blue(CLB)が、インドネシアのウェブトゥーン制作会社MKCと新たにMOU(覚書)を締結したことを発表しました。この提携は、2025年以降のグローバル市場拡大を目指し、東南アジアにおけるウェブトゥーン制作インフラを強化することを目的としています。

提携の背景



CLBは、韓国を拠点に数多くのヒット作を生み出してきた制作会社で、人気作品には『接近不可レディ』や『剣術名家の末息子』、さらには『ネクロマンサー学校の天才召喚士』が含まれます。今回の提携により、CLBはMKCとの連携を通して、より多様で高品質なウェブトゥーン制作を実現し、世界のトレンドに即したコンテンツを展開していく計画です。

また、MKCはインドネシア国内でのウェブトゥーン需要の高まりに応じ、創作人材を活かして、急速に成長してきた制作スタジオ。2013年に設立され、元々はマンガ制作を行っていましたが、2020年代に入りウェブトゥーン制作へと事業を拡大しています。この背景には、インドネシア国内の市場環境が大きく関わっています。

グローバルな影響力の拡大



CLBは、これまで日本やタイ、アメリカで培った制作ノウハウを生かし、インドネシアのマルチメディア分野でも影響力を拡大させる計画です。特に日本の有名なウェブトゥーンプラットフォームに向けて、MKCとの協力を通じた積極的な作品の制作と供給を行い、さらなる市場開拓を目指しています。

また、MKCの強みであるウェブトゥーンの映像化や事業化に関する経験も、今後の成長に寄与することになるでしょう。ショートアニメや映像コンテンツ、さらにはニューメディアなど、さまざまなメディアミックス戦略を通じて、CLBとMKCは共同で新しいクリエイティブプロジェクトを推進する見込みです。

代表者のコメント



CLBの代表取締役であるゴ・ヨント氏は、「この提携によって、グローバル市場でより競争力のあるウェブトゥーン制作のインフラを強化することが期待されます。」と述べました。彼は続けて「ウェブトゥーン産業には、クリエイティビティや人材、コストなどの課題がありますが、MKCとの相互支援を通じて、これらの問題を克服し、他社と差別化を図っていきたい」と語りました。

さらに、幅広いデジタルコンテンツの革新にも力を入れ、「継続的に協力関係を築き、次世代の作品を生み出すことを誓います」と明かしました。

今後の展望



CLBとMKCの提携は、今後のウェブトゥーン制作における新たな可能性を映し出しています。この協業を通じて、両社は東南アジアのみならず、グローバルな市場における競争力を高めるべく、より多様なプロジェクトの実施を行っていくでしょう。

今後、どのような新作が登場するのか、ウェブトゥーンファンにとって非常に期待が高まります。


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