ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに外資系ホテルが誕生！Osaka Sakurajima Resortプロジェクト始動

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新たな魅力

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの公式ホテルとして唯一の外資系ホテル「Osaka Sakurajima Resort」のプロジェクトが、2025年12月に完成を目指して着工しました。このプロジェクトは、三井住友ファイナンス＆リース株式会社の戦略子会社であるSMFLみらいパートナーズが、鹿島建設や日本郵政不動産、京阪神ビルディングとともに運営する合同会社桜島開発によって進められています。

プロジェクトの特徴

1. ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接

「Osaka Sakurajima Resort」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのすぐ近くに位置し、2030年には大阪IR（統合型リゾート）の開業も控える大阪ベイエリアにあります。この立地は、観光客にとってはエンターテインメントの魅力が満載の場所です。合同会社ユー・エス・ジェイとも協力し、大阪ベイエリアの活性化にも寄与します。

2. 便利な交通アクセス

新しいホテルは、大阪駅から約20分、伊丹空港から約40分の距離にあり、さらに京都駅や三ノ宮駅からもアクセスが良好です。この利便性に加えて、船着場のユニバーサルシティポートからのアクセスも可能で、将来的には関西国際空港や神戸空港からの舟運アクセスも期待されます。

3. IHGによるトリプルブランドホテル

この計画は、IHGが運営する初のトリプルブランドホテルになります。「インターコンチネンタル」、「キンプトン」、「ホリデイ・インホテルズ&リゾーツ」の3つのブランドが1つの建物に集結する形で、新たな宿泊体験を提供します。

4. 独特の景観形成

ホテルは建物を東西に分けて配置され、西側はユニバーサル・スタジオ・ジャパンに面し、ブルックリンの街並みを想起させるデザインです。東側は遊覧船が行き交う安治川に面し、開放的で透明感のある景観となっています。これにより、都市と自然が調和する風景を演出し、独自の体験価値が提供されるでしょう。

5. 水辺空間の整備

合同会社桜島開発は、「此花西部臨港緑地エリア」の水辺空間の整備にも取り組んでおり、回遊式庭園の整備やアートの設置を計画しています。これにより「水都大阪」のイメージを強化し、地域全体の賑わいを生み出すことを目指しています。

IHGの概要

IHGホテルズ&リゾーツは、世界中に広がる20のブランドを持つ大手ホスピタリティ企業であり、国内では57ホテル・10ブランドを展開しています。今後さらに新しいホテルの開業が予定されており、真のおもてなしを追求しています。

この「Osaka Sakurajima Resort」プロジェクトは、大阪の観光業に新たな息吹を与えるでしょう。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの公式ホテルとして、期待が高まります。