札幌初の野外フェス「MTG」開催決定！多様なアートと音楽の祭典

札幌初の野外音楽イベント「MTG〜まーいいからテキトーにグルーヴ〜」

2025年7月5日（土）から6日（日）の2日間にわたり、札幌市澄川で新たな野外音楽フェス「MTG〜まーいいからテキトーにグルーヴ〜」が開催されます。このイベントは、北海道札幌市澄川区に位置する紅櫻公園キャンプ場で行われ、札幌を拠点とする多ジャンルのアーティストを応援することを目的としています。

フェスの背景とコンセプト

このフェスは、札幌に移り住んだ大阪と東京出身の2人が、澄川で意気投合し、「道外からの移住者として、札幌に何か貢献できる楽しいことを仕掛けたい」という思いから生まれました。

「チルのスタイルを提案するフェス」というコンセプトのもと、音楽やアート、人との出会いを通じて「チルとは何か？」を体験できる場を提供します。出店予定のアーティストは30組以上。ロック、ヒップホップ、レゲエなど、ジャンルの枠を超えた音楽を楽しむことができます。

音楽フェスの魅力とプログラム

イベントには、札幌の音楽スタジオ「シーラカンス」と「MAWASHI RECORDS」が音響を担当し、それぞれが持つサウンドシステムでステージを盛り上げます。シーラカンスは、札幌のバンドシーンに深く関わっている音楽スタジオであり、MAWASHI RECORDSは、札幌のレゲエシーンを支える重要な存在です。

さらに、音楽だけではなく、飲食ブース、ワークショップ、ヨガ、古着屋、アート展示など、多様なカルチャーが共存する環境が整えられています。音楽を愛する人々と共に、自分たちの興味を深める場として活用できます。

世代を超えた「チル」体験

このフェスは、特定のジャンルや世代にこだわることなく、様々な音楽やカルチャーを交わせる場を目指しています。「チル」という体験が生まれる瞬間は、音楽を楽しむ時間や、そこで感じる空気によってつくられます。それゆえ、子どもからお年を召した方まで、誰もが自分なりの「チル」を見つけられるコンテンツを用意しています。

子ども向けのワークショップやアート体験、大人向けのリラックス空間、さらには世代を超えて楽しめる音楽ライブなど、多岐にわたるプログラムが用意される予定です。これにより、世代やジャンルを超えた多様な人々が自由に出会い、楽しむことができる場を創造します。

音楽シーンを支える存在へ

フェスは1度きりのイベントではなく、毎年開催されることで札幌の音楽シーンに根付く存在へと育てていきたいと考えています。「札幌で音楽をするならまずはこのフェスに出演したい」と思われるような、地域のアーティストにとってのキャリアの登竜門となるような場を作り上げていくことが目標です。

また、フェスは来場者数を500人程度に想定しており、アーティストたちと観客が近い距離で楽しめるような環境作りも重視しています。このフェスが札幌の音楽文化を支え、未来へとの架け橋となることを願っています。