伊藤朱里の新作小説集
2025-01-31 19:22:13

SNSと「推し」を探求する伊藤朱里の新作小説集発売決定!

SNSと「推し」の交錯を描く伊藤朱里の新作小説集



株式会社KADOKAWAが、伊藤朱里氏による新たな小説集『※個人の感想です』を2025年1月31日に発売することを発表しました。この作品は、彼女のデビュー10周年を記念する特別な一冊です。

伊藤朱里の小説の魅力


伊藤朱里氏は、鋭い観察眼を持って日常生活の深層を描く才能を持っています。特に彼女のデビュー作『きみはだれかのどうでもいい人』は、文学誌『ダ・ヴィンチ』で「今月の絶対にはずさない!プラチナ本」に選ばれるなど、注目を集めてきました。彼女の作品は、読者に強い共感を呼び起こすものとして知られています。

新作小説集『※個人の感想です』について


新作のテーマは「推し」とSNS。現代の文化や情勢に鋭く触れるこの小説集は、四編から構成されています。それぞれの物語は、SNSを通じて人々の心情やコミュニケーションの変化を描いています。

  • - 第1話「not for me(is myself)」
フィットネス系YouTubeチャンネル「かなめジム」を運営するインフルエンサー・かなめが、心の中で葛藤を抱えつつも発信を続ける様子が描かれています。同時に、他者からの期待や批判も彼女に大きな影響を及ぼすことになります。

  • - 第2話「純粋に疑問なんだけど」
若手編集者の野村が、異動後に直面する困惑や戸惑いが描かれており、彼の成長とやりがいについて考えさせる内容です。

  • - 第3話「なんで怒らないんですか?」
NPOで働く関というキャラクターが、彼女自身の平凡な生活に満足している一方で、周囲の期待にどう応えていくか葛藤します。

  • - 第4話「人の整形にとやかく言う奴ら」
ダンスクイーンと称された由良すみれが、アイドルとしての過去やファンに対する感謝というテーマを通じて、自らとの向き合い方を探求する物語です。

期間限定試し読み


発売を記念して、第1話「not for me(is myself)」は期間限定で全文公開されています。興味のある方は、以下のリンクからアクセスしてみてください。公開期間は2025年5月7日までです。
試し読みはこちら

読者へのメッセージ


著者のコメントとして、彼女は「理解できないものをバカにせず、一緒に考えていけたら」と伝えています。この作品を通じて、読者と共に「推し」やSNSがもたらす影響について考える時間を共有できることを願っています。

書誌情報


  • - 著者: 伊藤朱里
  • - 発売日: 2025年1月31日(金)
  • - 定価: 1,870円(本体1,700円+税)
  • - ページ数: 272ページ
  • - ISBN: 978-4-04-115639-1

伊藤朱里氏の新作小説集『※個人の感想です』は、現代の「推し」とSNS文化を考える貴重なきっかけとなる一冊です。あなたの「推し」と向き合う心の旅に出てみませんか?


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