人気ビストロ「ウグイス」と「オルガン」を経営するシェフ、紺野真の新刊『uguisu/organ 紺野 真が作る 野菜のひと皿料理』が、2025年4月にリリースされます。この書籍は、旬の野菜をふんだんに使った100種類近くのレシピを紹介し、料理愛好家やシェフたちに新たなアイデアを提供する充実した内容です。
紺野シェフは、2005年に三軒茶屋に「uguisu」をオープンし、2011年には西荻窪に「organ」を立ち上げ、両店は常に多くの客を魅了しています。さらに、2023年11月からは麻布台にある「Orby Restaurant」のヘッドシェフとしても活躍。彼の料理スタイルは、季節ごとの新鮮な食材を活かしたダイナミックなものであり、肉や魚はあくまで脇役で、野菜を主役として引き立てるのが特徴です。
今回の新刊では、実際にお店で提供してきたメニューから、旬の食材を組み合わせた独自の料理まで、幅広く収録されています。鮮やかなグリーンアスパラガスとグリーンピースを使用したオランデーズソースや、ホタルイカと共に仕立てたホワイトアスパラガスのソースなど、目にも美味しい料理が数多く紹介されています。また、赤いサラダや、サヤインゲンとオレンジ、アーモンドを合わせた新感覚のサラダ、焦がしタマネギとハニージンジャーのドレッシングも新しい味の発見です。
特に注目したいのは、レシピの構成です。本書には春、夏、秋、冬のレシピがそれぞれカテゴライズされており、さらに流用もできるレシピも掲載されています。これにより、読者はシーズンごとの野菜を使った料理のバリエーションを楽しむことができます。どんな野菜が主役になり、どのように料理をアレンジするかが指南され、新たな発見があることでしょう。
紺野シェフは自身のキャリアの中で、アメリカのカフェ文化に影響を受けながら、日本の食材を活かすユニークなアプローチをしてきました。彼の料理法は、ただ単に食べるためのものではなく、食べることで人々の心を豊かにするためのアートでもあります。
本書は、プロの料理人にとってはもちろん、食に高い関心を持つ一般読者にとっても貴重な一冊となります。旬の野菜を楽しみながら、おしゃれで美味しい料理のアイデアを得て、家庭での食卓を彩る手助けをしてくれるでしょう。
これからの季節に向けて、ぜひ手に入れておきたい一冊です。特に、料理を通じて野菜の魅力を再発見したい方には、待望の出版となります。読者の皆さんには、何を作ろうかと考えるだけでも楽しみを感じてもらえることでしょう。2025年4月の発売を心待ちにしてください。レシピ数99品に加え、流用レシピも20品載っているため、充分に飽きることはありません。
紀伊國屋書店やAmazonなどのオンラインショップでの購入も可能ですので、ぜひチェックしてみてください。興味深い本は、あなたの料理の幅を広げてくれるかもしれません。加えて、紺野シェフのさらなる活動や新たなレシピも追って随時ご紹介できればと思います。
この新刊『uguisu/organ 紺野 真が作る 野菜のひと皿料理』に期待が高まります。野菜を主役にした料理を楽しむ皆さんにとって、素晴らしいインスピレーションが得られることでしょう。